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セットプレーで観る力
課題をトレーニングマッチから引っ張り出せるのは、普段から「課題を持ってチャレンジしている」が大事だと思っています。個人それぞれ得意なプレーや苦手なプレーは違っても、このベクトルはチームとして揃えていきましょう。
8.16は、トレーニングマッチでした。
試合で出た課題は、ドリブルで運ぶ、苦手な足でのプレー、インサイドキックが弱い、コントロール、パスの時の蹴り方、相手を背負った時のプレーなど、個人で言えばたくさんあります。一人ひとりが振り返って、また練習から真摯に取り組んでもらいたいです。
チームとしては、①前プレス(相手のクリアランスの時にポジションが取れない。まずマークにつけない。声をかけれない)②プレス回避③セットプレー攻撃(コーナーキック、フリーキック)
の3つ。
またトレーニングで積み上げていきましょう。
【セットプレーで観る力】
セットプレーでは、サインプレーを行っています。理由はグループで意図的に動くことで
①より得点の可能性をあげられる
②ギリギリまで味方と相手の動きを観て決断できる(決断力向上)
③相手DFの守り方を観て、次はどうするか考えられる(戦術メモリーを増やす)
に繋げるためです。
今回の練習試合では、10分×4本でコーナーキック8回、相手ペナルティエリアぐらいのキックインが9回ありました(合計17回)
この回数分①②③にアプローチできます。もし、何もサインプレーがなければと考えると、やはりセットプレーには取り組みたいものです。
【セットプレーで観る力】が育てば、戦術メモリーを増やすことができ、再現性高く良い決断ができ、得点する確率が上がります。
もちろん、良い決断ができても、思ったところにボールを届けなければダメなので、技術も向上させましょう。
そして、監督が「相手の守り方は○○だぞ。次は、○○はこっちに動いて、○○はあっちに動いて、ゴールを取るぞ!」みたいなことを言われた時に、実演できるようにしないと、戦えません。
積み上げていくしか上手くなる道はありません。張り切って頑張りましょう!
保護者の皆様、ありがとうございました。
対戦相手のプレジールサッカースクールの方々、どうもありがとうございました!