〜主体的に持っていく〜
中学年・高学年トレーニング 3.14
中学年から高学年に成長していくと、だんだんトレーニングを「数ヶ月先の自分の姿」と重ね合わせて考えられるようになってきます。
重ね合わせて考えるには「トレーニングを習慣化」して積み重ねることが大事ですが、体幹トレーニングなど、すぐに効果が出にくいものや身体がきついと感じるものは、習慣化になりにくいものです。
習慣化にしてしまえば、「やらないと違和感を感じるもの」になるので、その状態になるまでが大切です。
その時に大事なことは、目的を持つことです。自分はどんな選手になりたいのか、どのようなプレーをしたいのか。と具体的にすることです。紙に書いて毎日見るのがおすすめです。
そして、環境。周りの選手が行っていれば自分も自然とやります。3週間過ぎ3ヶ月と過ぎるうちに、身体に習慣が入ってきます。
数ヶ月後の先を見てトレーニングを継続していきましょう。
【主体的に持っていく】
選手がトレーニングをする時に主体的な状態に持っていくことが大切です。声をかければ良いのか。トレーニングの内容に興味を持てばいいのか。結果が出ればいいのか。選手それぞれでも違ってそうです。
この日のトレーニングでは選択を選手に任せてみました。
体幹トレーニングで、どのくらい負荷を自分にかけるのかを選手自身に選んでもらいました。ゴムチューブをつける選手、つけない選手など。一人ひとり考えているようでした。自分の心の持ちようを【主体的に持っていく】ことができれば、成長スピードは上がります。
積み上げ積み上げ積み上げ。
頑張りましょう。