〜「キックインをする」ではなくて「決断力を高めている」
7.11 アスリートクラス トレーニング
「キックインをする」ではなくて「決断力を高めている」
ある1人の選手を追いかけてみると。
3年生の秋にスクールに入団。ボールを蹴ることはできるけど、運ぶドリブルは少しできるかな。でも、相手を抜くのは難しい。パスは、ほとんどできない。判断悪い。体幹弱い。
今は、ボールアタックコントロールできる。さらすドリブルできる。相手の振る舞いを観てパスができる。セットプレーのサインプレーができる。セカンドポストに走れる。切り替え速い。体幹ブレなくなってきた。
できるようになったことがたくさんある選手!とにかく真摯に、真っ直ぐな気持ちでトレーニングに励んでいました。
すぐには結果は出ないけど、2年後成長した姿を見せてくれました。引き続き、トレーニング、トレーニング、トレーニング。頑張ろう!
-----「キックインをする」ではなくて「決断力を高めている」-----
フットサルのルールに4秒ルールがあります。狭いコートの中で、よりスピーディーな展開を見せるために、必要なルールです。
選手にとっても「決断力が上がる」ルールと言えます。4.3.2.1と決断までの時間が減っていくと、人は決断力が研ぎ澄まされます。フットサルをプレーすると判断が良くなり、決断力が上がる理由は、4秒ルールの影響もあります。
キッカーは、4秒以内にボールを蹴ろうと思うと、味方の動きやDFの振る舞いを2.3秒で観て決断まで持っていく必要があります。
キッカー以外の選手も、キッカーがより良い選択ができるように、2秒くらいの間で相手のマークを外したり、スペースへ走ったりしないといけません。
何度も繰り返していくうちに、その場の状況を瞬時に判断する力が養われ、決断力が磨かれていきます。
ただ単に「キックインをする」のではなく【4秒の中で決断力を高めている】のです。
「キックイン」集中して取り組もう!