PCEPの受験方法と注意点について

PCEP(Python Certified-Entry Program)とはPythonに関する国際資格の1つで、今人気のあるPythonの資格の1つになりつつある。
日本語で受験方法や試験内容に関して書かれている記事がほとんどなかったので、参考になるとうれしい。

PCEPの試験内容

エントリープログラムとだけあって初歩的な内容がほとんど。
コードを書く力というよりは、仕様を理解しているかどうかが問われる。
defや基本的なif文が使えれば問題を解くのに支障はない。
PCEPを運営しているOPENEDGが試験範囲の教材を無料で公開しているので、そこを読み進めながら勉強することになる。
教材の言語は英語とスペイン語のみ、日本語には対応していない。

PCEPの場合はこのEssentials Part1

https://edube.org/study/pe1

PCEPで必要な英語力

テストで求められる英語力は大学を卒業しているレベルの人だとちょっと厳しいかなぐらい。
しかし、教材はDeepLなんかを使いながら読めばほとんどの内容が理解できる。
スムーズに試験問題を読みたければ、重要な単語やよく出る単語ぐらいは覚えていいかもしれない。

問題集や参考書は買うべきか?

ほとんどの人は参考書は不要じゃないかと思う。
私は問題集を購入したが、問題傾向がつかめたぐらいしか特にメリットはなかったのでプレテストの成績が悪ければ検討しよう。

受験方法

このPCEPはPCがあれば24時間いつでも受験が可能。試験時間は40分で全30問、1000点満点で700点以上取れば合格。この次のレベルであるPCAP以降は試験会場に行って受験する必要がある。
申込方法は公式サイトで受験票を購入し、それについてくるシリアルナンバーを入力すればすぐに試験を開始できる。

このサイトの青色のPucrchase Voucherのボタンを押すと

コースを選択する画面に。
PCEPは茶色のアイコンのものが該当する。
左上から
「1回の受験票」
「不合格だった場合1回だけ再受験できる受験票のセット」
「練習テスト」
「受験票と練習テストのセット」
「古いバージョンの30-01の試験の受験票」
「古いバージョンの30-01試験の1回再受験できるセット」

紛らわしいので要注意

1回で受かる自信があるなら左上の受験票で問題ない。
決済は日本のクレジットカードやデビットカードなどが使える。
納税者番号(Tax ID)は不要。
練習テストは約3000円するが、無料の教材にプレテストが付属されており、問題集がアマゾンで1000円ぐらいで買えたのでほぼ必要ないと思う。
現在最新の試験がPCEP 30-02になる。
1つ前のバージョンであるPCEP 30-01も2022年12月31日まで受験可能だが、特に受ける必要がないので、30-02を受験しよう。

受験時の注意点

windowsアップデートや通知はオフにする必要がある。
不正防止のため常にフルスクリーンモードでの表示が要求されるが、このどちらかが表示されると試験が中断されてしまうので注意しよう。(検知すると試験が中断されたよというメールが届く。しばらく待てば再開してもいいよというメールが届く。)
当然PyCharmやブラウザを試験中に開くことはできない。
別の端末があれば可能だが、試験時間にあまりゆとりがないのでしっかり勉強しておこう。
不合格だった場合は再度受験が可能だが、前回の受験から7日以上が経過している必要があるので、落ちることのないように勉強したい。(私は英語力不足で1回落ちた。)

合格したら続きを書こうと思う。

合格後のお話

こちらに記載してありますのでご一読ください

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