Gary Peacockのベースラインについて
2020/9/4ジャズベーシストのゲイリー・ピーコックが亡くなりました。大好きなベーシストだったのでとても残念です。
ピーコックはスコット・ラファロに影響を受けたインタープレイ系のベーシストです。スコット・ラファロに影響を受けていないベーシストはいないと思いますが、直系と感じるのはその他に、ミロスラフ・ヴィトウスやマーク・ジョンソンなどがいます。
ピーコックのベースラインの特徴は
・バッキングにおいて安定感よりもメロディーを重視する。
・大胆にシンコペーションを多用する。
ということが言えると思います。このようなベースラインでなぜバンドとして安定するのかとても不思議です。
ジャズだと単調さを避けるために小節の1音目にルート音以外を使うというのは特に珍しいことではありません。それでも大体の場合、3度か5度が使用されますがピーコックの場合4度、7度、1度#などが頻繁に使われていたりします。
キースジャレットは絶対音感を持っていいるらしいのでピッチミスというわけでもないのでしょう。
一回生演奏を聴きたかったです。
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