「知らない人んち」最終回案まとめ

 「知らない人んち」第3話、放送されましたね。今週も僕の名前がエンドロールに載りました。しかもゲストさん一人妹役で「お!」となりました。みどりじゃなかったけど。
 さて、最終回の案出しです。以下、シナリオを上げるにあたってだいぶ清書いたしました。

<3話から再設定>

・きいろは里親に引き取られた過程で戸籍上「堂島佐和子」を名乗ることになった。しかし本人は「真中きいろ」が本名だと思っているし、だからこそ「きいろ」の名でユーチューバーを始めた。別に偽物ではない。

・施設で起こった「事件」とは暗室(事務室)にアクが閉じ込められたこと。大人の目を盗んだ悪戯でよくあることだったが、その晩はアクが凍えて倒れるまで誰も気付かなかった。(暗室の中に何が、というより「扉が封鎖されている」ことに意味を持たせてみました)

・暗室の施錠が鎖なのは事件の際に一度こじ開けたため。閉じ込めた犯人は特定されていない(というより先生が特定を嫌がった)が、鍵を持っていたのはきいろだった。

・割れた花瓶に関してはシナリオできれいに回収できなかったが、閉じ込められたアクが脱出しようと、或いは気付いてもらおうと部屋の中で色々していた時に割れたもの。

・というわけで「計画」はアクが犯人と疑っているきいろに真相を問いただしどう復讐するか、というものだった。

・竹田先生の死はただのブラフ。ジェミがきいろに情報を流していたため、アクとキャンはジェミのことも騙して動揺させることにした。現状の「どんどん怖い状況に取り残されていく」こと自体に閉じ込められたことへの復讐の意味合いもある。

・伊藤修子さんに場違いな明るさで登場していただきたく、真っ先に思い付いたのがハウスクリーニング。先生に返却予定の家なのでアクが前もって頼んでいた。

・結局アクは暗室にきいろを閉じ込めて扉越しに昔話をする。話しているうちにきいろが鍵を持っていた理由を思い出す。彼女はむしろ自分を見つけてくれたのだ。
(ここまでプロ脚本家の方も含めてなかった表情ということで、アクの号泣を盛り込みたい。これは個人的に見たい)

・その間、キャンとジェミは事件当夜の再現でパーティーの準備をする。きいろとアクは仲直りできるので「楽しく乾杯」の流れでフィニッシュ。
 ……の予定でしたが、誰がアクを閉じ込めたのかをやっぱり追求しようかと。ラストでそれを示唆して終わる方がこの手のミステリーっぽいですよね。


 ちなみに僕、この1ヶ月で完全に戸塚純貴さんのファンになってしまいました。最終回はもはや「彼に何させたいか」を出発点に書いています。
(いや、第3話もその気があったわ。戸塚さんにサイコパスやってほしかったわ笑)

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