だから僕は医療ドラマが嫌いなんだ(と言いながら見てる奴)
こんにちは、亀山真一です。気付けば今年も半分終わってしまいましたね。怖い。
7月期のドラマがいくつか始まって、今期はどれを見ようかとなっているところです。
ちなみに、4月ドラマの僕の評価はこんな感じ。
一番面白かったのは『イチケイのカラス』
→『HERO』と『99.9』を足して割ったような内容はベタだが間違いない。最後まで報われない新田真剣佑さんが見ていて愉快でした。
一番クオリティが高いと感じたのが『ドラゴン桜』
→前作が好きだったから見てみるかレベルだったのにいつの間にかどっぷり。生徒役あまり知らなかった子たちの方が良かったです。役名で書いちゃうけど藤井くんと健太くん最高でした。
一番好みだったのが『ネメシス』
→櫻井翔さん演じるポンコツ探偵は本当に傑作。『あぶない刑事』のネタが全然分からないのと縦軸の伏線が弱いのがちょっと残念でしたが、僕はこういう壮大なコントが大好きです。
一番刺さったのが『コントが始まる』
→夢を追う同世代たちの物語は、そりゃグサグサきますよね。これはもう記事書いてます。「メロンソーダください」と言うだけで男前な菅田将暉さんはずるい。
一番残念だったのが『恋はDeepに』
→でもこの作品はなんだかんだ綾野剛さんをラブコメに連れてきた時点で勝ちなんですよ。酷いと言いながら最後まで見てるんだから他の恋愛ものより良かったんでしょう。
イケメンの起用はやっぱり強いので7月ドラマの『僕の殺意が恋をした』と『彼女はきれいだった』の初回もテレビに突っ込みながら楽しく見ていました。
特に中島健人さんはなんというか……プロのイケメンですよね。テレビ見てたら母が「やっぱりケンティ格好いい」としみじみ呟いていました。そんなしみじみ言うことか。
それから『Night Doctor』も役者陣が美男美女揃いで強い。中でも岸優太さんがバラエティー番組で見る天然プリンスのイメージを崩さないポンコツぶりで……可愛いけどこんな使えないドクターがいたら怖いよ。
基本的に僕は医療ドラマが苦手です。子供の頃から大学病院に通っているため、無駄に知識があるからだと思います。この世に「絶対に失敗しない」天才外科医なんかいません。いたら苦労しません。
匂わせといてなんですが『ドクターX』はホントに興味なくて見なかったので、例に挙げるなら『ブラックペアン』でしょうか。一人の天才を描くために回りが全員ポンコツになってしまいました。原作の海堂尊さんは確か医師免許を持っていたからリアルなはずですが、ドラマでは僕でも分かることが分からない医者がいるんですよ。全く。
知識不足の相手に教える形で説明台詞を放り込むのは医療もの事件ものの常套手段ですが「新人とはいえ資格持ってるプロがここまで使えないのは怖い」と思う作品も多々あります。リアル新人看護師が先輩に怒られているところや、リアル研修医がナースに陰口叩かれているところまで耳にしたことがある僕が言うのだから間違いありません。
ちなみに僕が病院のリアリティを書くとこんな感じ。
突っ込みながらも見てる辺り結局ドラマはキャスティングなんですよね……と脚本家志望が言ってはいけないことを。でも『Night Doctor』始まるのが早かったので3話くらい見てますが、最近のドラマにしては伏線と回収しっかりしていると思います。一般的に医療ドラマはオペが花形のため慢性疾患リハビリ保存治療の概念がすっぽ抜けてることがありますが、北村匠海さんの役は心臓移植に成功しても免疫抑制剤を飲み続けているとかステント治療が必要とか意外とちゃんとしてましたし。
それと余談ですが岸優太さんと平野紫耀さんの二枚看板を有するKing & Princeは強いです。僕はこの天然二人が「ヘキサゴン!」と叫びながらクイズに挑む姿をつい夢想してしまいます……。
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