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トップランナーとの邂逅。(前編)

先日、行政書士法人GOALの代表、石下貴大先生にお話を聞かせて頂く機会を獲ました。

本当に様々なことを気さくにお話くださり、書ききれないほどに学びの多い時間だったので、その中から特にこれは後に続く者みんなで共有した方がいいであろうと思ったお題についてのお話を中心に書きたいと思います。


どのようにして謁見が実現したか

地方の個人事務所の行政書士がどうやって石下先生ほどの人と2人で会う時間を作ってもらえたのか?という部分にはみなさん興味があると思うのでまずはここを開示します。

以前に私がnoteに書いた、『人は自分の見たいものを見る。』の無料記事の部分をそのまま実行しただけです。
たくさんの人に会って、「石下先生にお会いしてみたい」と言っただけ。
本当に私がやったことはこれだけです。

この行動がしっかり引き寄せの法則を呼び、知り合いの中小企業診断士さんが「石下先生にアポとれそうですけど来ますか?」と声をかけてくださったので全力で同席をお願いし、謁見が実現したわけです。

積み上げた行動は嘘をつかないということを証明できたかと思います。


トップランナーは遠い存在か?

お会いすると、やはりオーラが違うなと感じます。
圧力なんてなんにもかけてこないのに、勝手に細胞がビビります。
自分が頑張ろうと思っている業界で自分より先を走り続けて結果を出し続けている先輩に敬意の念を持つのは当然のことです。

だからビビる。普通の事です。
でも、ビビッてしまうから近寄らないということほど愚かなことはありません。

自分なんかと話をしてもらうのはおこがましい、自分なんかと話しても相手に得を与えられない、自分程度の知識では話も合わないだろうしアドバイスを理解できなかったら申し訳ない。

ありとあらゆる言い訳が浮かんでくるでしょう。

言い訳の内容が上記したようなものであれば、これらは全てくだらない自尊心で自分を守ってるだけなので今すぐやめたほうがいいです。
自分なんかの小さな自尊心を必死で守ったところで得られることなんて何もありません。

スターの前で恥をかいても、スターはそんなこと気にもとめていないので一瞬で忘れています。
スターは忙しいですし、多くの人に会っているので自分程度の人間がスターの記憶に残るなんてほぼほぼないと思ってアタックしましょう。

私はこういうマインドで図々しくトップランナーであるスターの方々にアタックをかけ、あれこれお話を聞かせていただいています。

これをしたことによってやらなきゃ良かったなんて損をしたことは1度もありませんし、情報・知識・視点・考え方・経験値、獲られたものはとても大きいです。

遠い存在だからこそ、自分から行動しなければ絶対に近付けません。
遠い存在だからこそ、恥をかいてでもお金を払ってでも学びにいく価値があるのだと思います。


一番星に近付く方法

細かいことは以前のnote『結局は人間力っていう話。』に書いているので割愛しますが、大きくわけるとこの5工程しかありません。

①有料のセミナーに行く
②御挨拶して名刺交換していただく
③懇親会に行く
④会の邪魔にならない程度に近くの席をゲットする
⑤節度を持って学ばせていただく

大切なことは、あしらわれるのは当然という意識をもつこと。
また、トップクラスの人たちの会話に参加出来ないのも当然とわきまえること。
その上で、わからないことに対して会話の邪魔にならない程度に質問すること。

たったのこれだけです。
くだらない自尊心を捨てて素直に教えを請いにいくだけです。

石下先生もこう仰っていました。
「新人さんなんだから自分達より知らないことが多いのは当たり前。質問することを恥ずかしいと思っても仕方ない。主催者からすれば、質問がないことの方が悲しいし、そんなに興味のない内容だったのかなとガッカリしてしまう。」

つまり、バカっぽいことは恥ずかしいから聞けないと自尊心を守った結果が、主催者に対して失礼な行為になっているということです。
名刺交換をしに行かない、懇親会に行かないというのも同じです。

石下先生曰く、「こんなにも人気がないんだなと思ってしまうし、講師の方に申し訳なくなる、それで講師を降りようと思う先生もいらっしゃる」とのことです。

こうして貴重な学びの場をどんどん失っていくのです。
得られるのは自分のバカがバレなかったというちっぽけな自尊心だけ。
天秤が全く釣り合っておらず意味がなさすぎるのでやめたほうがいいです。

実際に私は営業マン時代にこのくだらない自尊心を捨てるということを学んでから業績が上がりましたので、本当におすすめします。

どうしてもみなさんに読んで欲しい内容だったので盛大な前置きをしてしまいました。
ここから先は石下先生との謁見内容について入っていきたいと思います。


石下先生の印象

トクトメから見た石下先生の印象。
・とにかく気さく
・自分を作っていない(オープンマインド)
・人と話している間も常に自分の中のリトル石下とその内容につき審議(吟味)している
・観察の鬼
・常に右脳と左脳が同等に動いているとしか思えない
・目の奥が怖い
・優しくわかりやすい言葉を使って話してくれる
・酒クセと論破クセ

特に印象的なところを列挙するとこんな感じです。

行政書士法人シグマの阪本先生や、行政書士法人きずな神戸の森本先生とお話した時もそうでしたが、一流の先生方は当然めちゃくちゃ頭が回るのですが、あえて優しい言葉で話すという共通点があります。

他にも、相手をバカにするような言動はしない、偉そうにしない(むしろ低姿勢)、自慢しない、というのも共通点ですね。

こちらが礼節さえわきまえていれば、どんなにバカな質問をしても、バカだなお前とは言ってきません。
安心してお話することが可能です。

いただいたアドバイスや発したお言葉から得る学びも多いのですが、上位の方とのお時間を頂くときは言葉の内容だけでなく、こういった言動そのものからも学べることが多いです。

私もこういう言動を心がけようとより強く思いましたし、さっそく実行して真似ています。

遠すぎる人の話を聞いたって再現性が無いし意味が無いというのは違うと私は思っていて、もちろんハード面では真似のしようがないことが圧倒的に多いのですが、ソフト面では今すぐ真似られることもたくさんあります。

意味が無い、チャンスが無い、運が無い、こういったことのほとんどは、自分がそれらを吸収する意欲が無いだけ、自分の固定概念に囚われて見えていないだけという場合が多いのではないかなと改めて思いました。


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