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ゲーセンでギャンブルと算数をした話

来月、ご縁をいただいてボーリング大会に参加することになった。
ボーリングは記憶にある範囲でも10年は軽くやっていないので、さすがに醜態をさらすかもしれないと思ってこの土日に家族の遊びを兼ねて練習に行くことにした。

ボーリング場があるアミューズメント施設に行き、ボーリングの受付をしようと思ったら、「本日大会があって貸し切りになっています」とのこと。
子どもたちは初めてのボーリングでめちゃくちゃ楽しみにしていたようで、出来ないとわかるととても悲しがっていた。

このままこの子達を帰すわけにはいかない!と思い、ひとまずゲームセンターへ移動。
エアホッケーで遊び、音ゲーで遊び、軽く肩を慣らしたところでメダルゲームコーナーへ。

売買か、勝負か

メダルゲームがやりたい!という倅’sに対し、私は一つの提案をしてみた。
メダル貸出機に2000円を支払うと、590枚のメダルが買えます。
これは売買契約なので、2000円で絶対に590枚売ってもらえるということです。

そしてここに、激KAZAAAN!!という機械があります。このお店でのこの機械の設定は100円でしか遊べない設定になっていて100円は10クレジットになります。
そして、1段目をクリアすれば2段目は絶対にクリアして3段目まで行ける設定になっています。

3段目はジャックポットチャレンジの抽選があります。
ジャックポットチャレンジに成功すると、最低でも150枚、エクストリームジャックポットに発展すれば最大3000枚の払い出しがあります。
ジャックポットチャレンジに失敗しても、入った所に応じて数十枚の払い出しがあります。

ただし、あなたたちの持っている掛け金は2人で2000円ですので、チャレンジは一人10回ずつしかできません。
10回という回数は確率的にも全部1段目でアウトになって払い出し0という未来も十分にあり得ます。

勝負しますか、売買をしますか?
自分たちの予算をどのように作るのかを決めてください。

勝負した倅’s

長男:お母さんとおとうならどうするか参考に教えて。
私:私は10回あれば悪くても3回は3段目まで行くだろうし、3回あれば1回はジャックポットに入るだろうと感覚的に思うので590枚よりは絶対払い出せる自信があるからチャレンジするね。
お母さんは豪運やから、ということ以外に根拠はないけど。

父:おとうは期待値を計算してみたけど、ダイヤチャレンジによる払い出しもあることを含めたら、ちょうどいい具合に五分五分に近い数字やなと思ってるから、負けたとしてもこのゲームで遊んだお金だからって納得して終われるならチャレンジしてもいいと思うし、他のゲームがしたいなら大人しくメダルを買う方が良いと思うよ。

長男:わかった!せっかくやから勝負する!!
次男:じゃぁ僕もやる!!
とのことで、100円を10枚ずつ用意し、二人は交互にチャレンジをした。

決着

一人1000円ずつ、合計2000円で激KAZAAAN!!に20回勝負を挑み、倅’sが獲得したメダルはなんと、620枚でした!!!
微妙www
だけど勝った!!www

おとうの計算した期待値の中央値ぐらいの勝ち幅でメダル貸出機には勝てたね!おめでとう!!と伝えると、彼らはとても満足そうに笑っていた。
長男は期待値は計算出来るということにも強く興味を示し、また算数が好きになったようだ。

ちなみに明日ならボーリング出来ますか?と聞いたところ、日曜日も大会で貸し切りとのことで、私は全く練習が出来なかったという。。。
目的を達成できなかった私の一人負けだったけど、めちゃくちゃ楽しい週末でした!

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德留 さやか
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