見出し画像

『海を超える想像力―東京ディズニーリゾート誕生の物語』を復刊ドットコムに登録した

この本ではオリエンタルランドの代表取締役社長・加賀見俊夫氏によって東京ディズニーシー開園までの経緯が語られている。

本書は東京ディズニーリゾート関連書籍においては必読書であるが、現在発行されておらず、中古だと4000円以上する。
メルカリでの取引アベレージは大体7000円以上をキープしている。
もし日本におけるディズニー研究をする人がいたら、これは必携の書であるが、新品では買えないのが現状である。

読者対象には、すでに読んだことがある、むしろ持っているという人は多かろうが、この本は2003年に出て、すでに20年経過している。
その間に生まれた人、その間にディズニーが好きになった人、買い逃した人などは中古に頼らざるを得ない状態だ。(電子書籍版は存在しない)

復刊ドットコムに登録しようと思ったのは、今年2024年にTDS新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンして、読み直したいと思ったからである。

TDSが出来てから最大の事業、「7つのテーマポート=海」を超える、ファンタジースプリングスの拡張が完了し、オープンした。
そのタイミングで、ディズニーシーの誕生の軌跡を辿ったこの本が読めない、読む機会が削られているというのは非常に悲しいことだと思い、復刊ドットコムにあるなら投票しようかなと思っていた。

自分だけが読むのではなく、広く読まれてほしいと思ったからだ。

そんな中、イクスピアリで行われている「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」に行ったところ……冒頭に本書の引用と、加賀見氏のサインがあるではないか!

「ファンタジースプリングス ニューチャプター・ビギンズ展」の冒頭で引用されている
加賀見俊夫氏のサイン

「ニューチャプター・ビギンズ展」の前半では、TDSの構想から開園を振り返るディズニーとオリエンタルランド社の歩みの展示があり、その積み重ねがあってこその現在のTDSがあるのだと実感させられ、とても素晴らしかった。

ますます読み直したくなって、復刊ドットコムを訪れたところ、本書の登録すらなかった。ショックだったので登録した。

発行元は講談社であるが、wikiによると「海外キャラクター編集チーム」が手掛けいるっぽく、復刊するとなるとディズニー本社も関わってくるから難しいかもしれない。

でもそういう「難しいこと」っていうのを頑張って叶えるのが「魔法」というものなのでは、ということを東京ディズニーリゾートに行く度に思わされるので、自分にできることからはじめてみた。

電子書籍でもいい、豪華版でもいい、復刊してほしいです。

ぜひ投票と拡散をお願いいたします。


いいなと思ったら応援しよう!

冬野(とうの)
あなたの感じたことって何物にも代えがたいよね、ってことを一人ひとりに伝えたい。感情をおろそかにしたくない。って気持ちでnote書いてます。感性ひろげよう。