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Power Query講座レポート03

引き続き、ノンプロ研Power Query講座0期の受講レポートです。今回、2021年11月6日(土)に行われた第3回です。

講座のアジェンダ

・フィル
・抽出
・書式
・列の分割
・列のマージ

このようなデータクレンジングのためのテクニックをハンズオン形式を教わりました。

フィル

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[フィル]→[下]をクリックすると、選択列に対して上の値を下方向にフィルで埋めることができます。埋まるのはnull値であることに注意です。逆に下の値を上にフィルすることもできます。

抽出

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LEFT、RIGHT、MID関数のように文字列を抽出するための機能です。スペースで区切られた苗字と名前を列分割するときなど重宝しそうです。

書式

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【大文字・小文字・単語の先頭文字を大文字にする】
LOWER、UPPER関数のように大文字・小文字変換できる機能です。単語の先頭文字を大文字にすることもできます。

【プレフィックス・サフィックス】
REPT関数に似た機能かと思いました。値の前・後に指定のテキストを加えることが出来ます。[プレフィックスの追加]が前、[サフィックスの追加]が後ろです。

【トリミング】
セル内の文頭・文末の空白文字を取り除く機能です。改行文字も同時に取り除くようです。

【クリーン】
改行を取り除く機能です。

列の分割

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その名のとおり列の分割機能です。指定の区切り記号で分割できるなどいろいろ機能があります。講座では090-1111-2222のような電話番号をハイフンの位置で3つに分割しました。

列のマージ

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①複数列選択して、②[列のマージ]をクリックすると選択列を結合できます。

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区切り記号の指定と、結合後の列名を指定できます。


これらの機能をハンズオンで学ぶことができ、Power Queryがすごく身近なものに感じてきました。データ整形はVBAよりパワクだなっ!


全角→半角変換の機能がないことについて

Power Queryには全角文字を半角、またはその逆を”一括で”行う機能がないことを講座で教わりました。これを解決する方法は複数あるようですが、どれもM言語関数を使うもので、これはもやはプログラミングではないか?めちゃくちゃ難しそうだぞ?ノンプロには厳しいのでは?と思い...自分には難しいかなーと思いました...。

(アロー関数満載じゃないか...めちゃくちゃ難しいよ...。)

天の声

それも含め、いろいろツイートしていた影響なのかは定かではありませんが、これを解決できる記事が天から舞い降りてきのでした!

結局M言語関数を使うのだけれども非常にシンプルなもので初めて使う私にもできる内容でした。ポイントは置換前と置換後の文字列をテーブルに持っておくところで、メンテナンスはテーブルを編集するだけでOKというものでした。これならチーム運用もできそうです。ありがたい情報でした!

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