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和泉愛依!悔しさを糧に、誰よりもかっこよくあれ! ーシャニマス我儘なnote連作ー

こんにちはこんばんは。
園原すばると申します。

今回はシャニマス非公式Discord【SHINY CORD】内において、ベンプさん主催の『我儘なnote連作』という企画に参加させていただきました。
ソロパフォーマンスライブ『我儘なまま』に向けて、各人がアイドル26人のソロ曲について記事を書き、ライブをもっと楽しめるようにしようという企画です。

SHINY CORDリンク

企画主旨についての記事

企画記事リンク集 どれも読みごたえが凄いです

今回和泉愛依の記事について担当させていただきました。
和泉愛依のプロデュースコミュやカードコミュ、ストレイライトのイベントシナリオのネタバレがたくさんありますのでご注意ください。


いちばん伝えたいこと

【V.S】を読んで、愛依ソロ曲の『Going my way』を聴いてください!!!

【VS.】読んだ後にもう一度ここ読んで泣くまでがコミュ

身も蓋もない結論になってしまいましたが、私がいちばん伝えたいことがこれです。
『我儘なまま』でソロパフォーマンスを行う愛依がどのような意気込みでステージに立つのか。
そこを想像するのに最も重要なポイントになるのが上の2点です。

とはいえコミュ読んでくださいだけでは企画の意図としてもズレてしまいますから、ここからは上記の理由について、『Going my way』の注目してほしい歌詞を抜粋しながら書いていきます。

愛依の成長

もう迷いはないよ 自分で決めた道に
目指したマイルストーンが この胸にあるから

和泉愛依『Going my way』作詞:下地悠

【VS.】は単体でも面白い内容ですが、愛依の変化と成長を知っていると更に読みごたえが増していきます。
ですので、まず愛依について簡単に振り返っていきたいと思います。


WINGシナリオにてプロデューサーにスカウトされ、アイドルとしてデビューした愛依。
歌やダンスのレッスンは順調にこなしていたものの、舞台に立ち人前に出ると緊張して喋れなくなるという弱点が出てしまいます。

画像上下:WING編【そういえば、そうだった】

その弱点をカバーすべくプロデューサーから提案されたのが『クールでミステリアスなアイドルを演じる』というものでした。
愛依はこの提案を受け入れ、素の自分を隠してアイドルとして活動することになりました。

画像上:WING編【ぶつかってみるしか】
画像下:WING編【乗り越える】    

明るく楽天的で前向きですが、あがり症の負い目もあってかどこか自信を持てない愛依。
同じストレイライトのメンバーであるあさひや冬優子に並び、追い越すことを目標に、プロデューサーと一緒に作ったクールなアイドルを演じて一生懸命突き進みます。

画像上下:感謝祭編【Shall we dance?】
画像上:【メイ・ビー】より【おつかれ~!】     
画像下:【メイ・ビー】より【おかえりなさいませ~!】
愛依はクールなキャラクターをとても大切なものと感じています。
GRAD編【ひとりでも】

愛依は経験を積んでいき、やがて人前に出た時の緊張が薄れるようになります。
【The Straylight】では、クールなキャラクターを演じることを止め、素の自分でアイドルを行うか考えるようになります。
しかし、愛依はクールなキャラクターを保ち続けることを決意します。

【The Straylight】報酬S-SSR【いるっしょ!】より  【愛のおはなし】

変化する世界で 進化できた時には
きっと最高に輝けるから

和泉愛依『Going my way』作詞:下地悠


それから、愛依は堂々とした姿を見せるようになりました。
MCやパフォーマンスも過度に緊張することは無くなりました。 
また、自発性が強く現れるようになります。
自分がやらなければならないこと、自分のやりたいことを明確に捉え、積極的に行うようになります。
アイドルとしての活動を通して、自信を得たり、愛依自身のために行動しても良いのだと気づいたためでしょう。


画像上下:Landing Point編【見え……る……?】
画像上:【Run 4 ???】より【for】     
画像下:【Run 4 ???】より【run selfishly】
【あたし流・かっこいい】より【いつか、あたしは】
こうした言葉を自発的に出すようになったのが印象深い。


このように、愛依は素の自分とは正反対のキャラクターを演じながらそれを自然なものへと確立させ、さらに経験を積み重ねて、アイドルとして確かな自信を備えるようになりました。
舞台で固まる愛依の姿はもはや見えぬほど成長しています。

【VS.】で自覚した“悔しさ”

まっすぐな気持ちは道を切り開いて
手に入れた自信がプライドに変わっていく

和泉愛依『Going my way』作詞:下地悠

そこからさらに強くなった姿を見せたのが【VS.】でした。

【VS.】劇中で愛依は、あさひや冬優子に比べて、自身が評価されていない現状を“悔しい”と感じるようになりました。
アイドルとして経験と実績を積み重ね、確かな実力と自信を得たからこそ、目標で、憧れだった二人との差を実感を持って測ることができたのだと思います。
そして、そのような差を感じた上で、『自分にだって観客を夢中にさせられる』と考える自分の気持ちを自覚します。

【VS.】より【REALIZATION】 
画像上中下:【VS.】より【DECLARATION】


アイドルとして積み重ねてきたものを誇りにまで昇華させ、誰よりもかっこよくあろうとします。
そしてあさひ・冬優子に勝ちたいと赤裸々な欲求をぶつけて、愛依自身から勝負を挑みます。
ここにきて愛依は、本当の意味で二人のライバルになったのだと思います。

【VS.】より【DECLARATION】
誇りを賭けて戦うとはこのことか
【VS.】より【CARM BEFORE…】
補足:【VS.】劇中ではストレイライト三人で戦う予定でしたが、あさひはケガをしてしまい冬優子と愛依の二人で戦うことになりました。
画像上下:【VS.】より【『I WIN』】
観客を前に宣言する愛依

I'm going my way I'm going my way 
決心(こころ)貫くよ
Never gonna give up Never gonna give up
誰にも負けない

和泉愛依『Going my way』作詞:下地悠
傷ついても立ち上がる愛依の姿を見逃さないで


しかし、そうした精神面の成長はあっても、【VS.】劇中では冬優子との勝負に敗れ、涙を流します。
一番かっこいいアイドルであることを証明できませんでした。
愛依が抱いた悔しさはまだ晴れていません。
ですが、彼女は決して諦めません。
この敗北を糧に、きっと必ず、誰よりもかっこいい姿を見せてくれるでしょう。

『Going my way』について

I'm going my way 
for keep on shining
決心(こころ)貫くよ
Never gonna give up 
I don't wanna regret
誰にも負けない
熱い鼓動(ビート)を感じて!

『Going my way』和泉愛依 作詞:下地悠
サビ頭、前へ力強く一歩を踏み出す姿を見逃さないで


愛依のソロ曲『Going my way』は【The Straylight】と同時に実装されました。
逆境や困難にも負けず、自分の決心を力強く歌い上げるこの曲は【The Straylight】で愛依がクールなアイドルとして進む決断と強くリンクしています。【The Straylight】までの愛依を総括するような曲として作られたのだと思います。


そして【VS.】を経て、その意味がさらに発展したと感じます。
ストレイライトで一番かっこいいのは自分なのだと本当に言える時がくるまで絶対に諦めない。
そうした決意を私たちに、そして愛依自身に誓うための歌になったのです。

『我儘なまま』への期待

Never gonna give up
I don't wanna regret
時代を巻き込んで
光る姿を魅せるよ!

和泉愛依『Going my way』作詞:下地悠

『我儘なまま』はソロパフォーマンスライブと説明されていますから、おそらく単独で、もしくは1人のアイドルに焦点が集まる形で披露されるでしょう。
それは【VS.】でのストレイライト同士の対決という状況に近いものがあると思います。
もちろん、『我儘なまま』はアイドル同士が競い合う勝負の場ではありません。
しかし愛依としては、あさひよりも、冬優子よりも、どのアイドルよりもかっこよくあろうとするでしょう。
そして、【VS.】の悔しさを払拭するべく、私たちを虜にし歓声を一身に集める素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると思います。

【VS.】より【ACCUMULATION】


おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
ソロ曲の解説企画でありながら、なんだか【VS.】についての感想記事になってしまいました。
ですがそれくらい愛依にとって大切な内容です。
お時間、ご興味があればぜひ読んでください。

そして、愛依ソロ曲の『Going my way』が前回披露された時、まだ愛依は【VS.】での境地に至っていませんでした。
だからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、私も今からワクワクしています。
今回の『我儘なまま』で、進化した愛依の姿をぜひ目に焼き付けてほしいと思っています。

おわり