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万願寺唐辛子
なのに。。。
珍しくお店に「万願寺とうがらし」が
袋詰めされて並んでいたので買うことに。
今までも何度か購入したことはあるので、
調理後の味は何となく予測ができている。
今回は、手前味噌で少し甘辛く味付けして
食べたいかも。ご飯が進みそ〜う♪
と、ヘタをサクッと切ったところ
あ、小さな細長い緑色が動いてる(・_・;
こんなご時世に農薬の心配がいらない野菜って
貴重だよねぇ〜と、頭では分かっているが、
予期せずいきなり登場されると一瞬たじろぐ。
直には触れないので、いや真剣に頑張れば
触れなくはないかもしれないが、
ゼンゼン頑張る必要ないし、触りたくないので
葉っぱに乗ってもらって外にご退散願う事に。
これで一安心♪
と次の処理を始めると再び!!
同じことを繰り返す。
そして次も、またその次も( ; ; )
私は透視能力があるのか?大量にある中から、
初めの5つくらいまで見事に大当たり(笑)
もぉ〜怖すぎる。
何度も室内から外へ、また室内へ、
の繰り返しにホドホドの疲労感(笑)
そんなこんなで、下処理に思った以上の時間がかかり、
やっと無事に調理に取り掛かろうと
包丁で刻んでいたところ、
あれ?何か目がヒリヒリするような?
万願寺唐辛子って辛くないやつだよね?
なのに。。。
普通の唐辛子みたいな
ヒリヒリした空気がかすかに漂っている?
ちょっとかじってみる。
特別な辛味は感じず異常なし。
なので気にしない事にして、その後も
作業を続けつつ、何となく瞼に違和感があり、
少しばかり手でこすった瞬間
あ”〜〜〜
唐辛子を触った後で顔を触ってしまった時と同じヤツ。
ヒリヒリして痛い。すぐに水洗いしたが変わらず。
しばらく辛抱するしかないらしい。
鏡を見たところ、触ったところがうっすらと
赤く腫れている感じ(笑)
気を取り直して調理を続け、
出来上がってお皿に盛った後で少し味見。
ややピリッとする感じがあるかも?
きっと一本くらい激辛があったに違いない。
幸か不幸か、お陰で味は予想より美味しい♪
まぁまぁの量を袋詰めにした緑が美しい万願寺唐辛子。
「わ〜ぃ、美味しそう♪」
などと能天気に手にしてみたが、
ロシアンルーレットのように
激辛が混ざっている可能性がある事と
更には、中に何かいる可能性もあるという事、
一度に2つも学習したのでした。
今までこんな事なかったんだけどな(笑)
これから秋の気配が漂い始めれば
目に留まる食材も少しずつ変化するであろうし、
本格的な秋シーズンになれば、食べるのが
追い付かないほど大量の旬が出回る♪
一年でも美味しく忙しいシーズンを心待ちに、
その日ならではの一期一会、旬を逃す事なく
楽しみたいものです♪
☆ 万願寺唐辛子の豆知識 ☆
江戸時代に京都、奈良方面で作られた伝統的な京野菜で
伏見唐辛子と北米原産のカリフォルニア・ワンダーという
品種を掛け合わせてできた物なんだとか。
へぇ〜知らなかった(・ω・)