
久しぶりに美術館。
未だかつて経験したことの無い
美術館でのちょっと変な
プチ・エピソードを2つばかり(笑)
美術館への道すがら、
スニーカーだったということもあり、
多くの人が歩く舗装された通路ではなく
木の茂った根っこがボコボコしたような
砂利がジャリジャリしているような
小道を面白がって歩いていたら、
美術館の入り口あたりで
どうやら小石らしき物が
靴の内部に侵入したもよう。
ゴマ粒ほどであろうと思われるので
全く痛いわけではないけど
やはり気になり気持ち悪いので
美術館敷地内の人の少ないところで
靴を脱ぎ取り除きました。
というか、そのつもりでした。
これで大丈夫♪
と会場に入った途端、あら
まだ靴の中には例の小石がいる感じ?
しかしそれよりも、会場内の
美しい展示物の方に気を取られ
焦点の比重がそちらへ移動したので
そのまま小石らしき物体と共に
鑑賞することに(笑)
というのが一つ目。
二つ目は。。。
同展覧会場で、暗幕で仕切られた
小さな部屋に設置された
ビデオ作品を観ていたところ、
かなり近い背後から耳元で小声で話す
若き女性らしき声。
鑑賞するにあたり、
キュレーターからの何か注意喚起?
他にも鑑賞者がいるため
邪魔にならぬよう身動きしないまま
話に耳を傾けることに。
しかし。。。
明らかにプライベートな内容らしい
岡山県のスクールがどーのこーの?
確実に作品とは関係なさそう?
誰?
何??
と、ここで静かに声の主の方へ
顔を向けたところ、
全く見知らぬ華やかな女性。
そして私の顔を確認した途端
「スミマセン!
後ろ姿が知り合いととても似ていて〜」
足早にその場を立ち去って行かれました(笑)
よく人に間違われることがあるので
驚きはしませんが、人のプライベート話を
美術館の作品鑑賞中に耳にするとは。
岡山県というのが妙に耳に残りました。
その後、帰宅して
作品の送り先を確認すると
なんと岡山県!
人生で岡山県出身の友人知人って
未だかつていなかったような?
忘れているだけかもしれませんが。
備前焼きの渋い感じは昔から大好きだから
その影響で岡山県を知っているくらい?
他に何か知識といえば・・・
桃太郎と朝日米?
なのにこの日に限って
1日に2度もご縁があるとは不思議です(笑)
という事で、美術展やその作品に
全くまつわらない
こんな経験をしちゃった展覧会が
コチラです↓
『結 MUSUBI』展
〜7月28日
東京国立博物館(表慶館)
6月12日からスタートしたのは知っており
行こうかな、どうしようかな、
きっと見たことのある作品が多そうだし
今回はパスしよ〜
と決めたのに、近くの用事のついでに
フラッと足を運んでみたら面白かった♪
ヒカリモノの展覧会は
展示物が小さくて眩しくて、
少しばかり体力・気力・集中力が
3展セットで必要な場合があるのですが、
今回は絵画とのバランスが程よく
サクッといい感じで観られて
全く疲労感がなく最後まで楽しめました♪
何だかここ最近、美術館へ行きたいと
思わなくなっていたのですが、
久しぶりに足を運んで改めて気がついた事。
ジュエリーは生活必需品ではないので
生活する上で無くても全く困りません。
お腹が一杯になることもありません。
なんだこんな物、と思われている方との
望まぬ遭遇もたまにあったりします。
しかし。。。
個人的な感覚ではありますが、
美によって、心や精神の器はかなり満たされ
心豊かに楽しい気分をもたらしてくれる事は
疑いの余地がありません。
私にとってのお花も然り。
という事で、観賞後は
心軽やかに帰路についたのでした♪
表慶館ということもあり
サイズ感が程よし。
やっぱり好きかも表慶館☆