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雛、祭る
毎年この時期になるとソワソワ気になりつつ、
最後に顔を見を見たのはいつだっけ?
視線が思わず斜め上にいってしまいます。
何年もスルーしてきたので、よし今年こそは!
と意を決して、先日ゴソゴソと雛人形を出しました。
とりあえず飾る場所を確保して、といっても
お正月の鏡餅のエピソードの如く
この人また何かやらかしてるんじゃないか?
と察しがついていらっしゃる方も
いるかもしれません(笑)
正解。
雛たちを飾る適切そうな場所を探して
あちこち見渡すのですが、どこもピンとこない。
日当たりが良すぎて日焼けしてもいけないし
目につかなすぎる場所も味気ないし・・・
などなど
ウロウロと探した結局、いつもは
椅子が置いてある場所に決定。
椅子を移動して雛人形が入っていた箱を
2つ重ね、適当に毛氈をかけてみるたところ
サイズ的にもいい感じ♪
とりあえず金屏風を立て
その前にお内裏様とお雛様の分だけ台座?
名称がわからぬが、位の高そうな方が座る場所を
確保して、あとの人たちは場所が狭いので
毛氈の上に直に座るなり、立つなり、
各々の場所に陣取ってもらいました。
そんな感じで、にわかに出現した
簡易的な雛壇なのですが、
毛氈の華やかさと、雛人形たちの出現で
いつもの日常とは違うパッと華やかな
コーナーへと変貌を遂げたのでした。
ずっと暗闇の中で待機していたのだと思うと
申し訳ない気持ちになりました。
ところで、
毛氈(もうせん)、雛人形などに使う赤い敷物は
正確には緋毛氈(ひもうせん)と呼ぶということを
数年前に知りました。
獣毛で作られた緋色の毛氈だから緋毛氈。
なるほど。
獣毛。。。
先日のリューター作業の過ちにより
自身の頭に突如出現した鳥の巣も
素材は獣毛ということになるのか?(笑)
ちなみに、国際的な取引では
羊に限ってはウールと呼ぶそうです。
獣毛は羊以外の動物から採れる物のことらしい。
ということは、
今回の緋毛氈の説明を厳密に捉えた場合、
緋毛氈はウールではないってこと?
などと思ったのですが、その辺りは個人的に
全く重要ではないので深掘りする気になれず(笑)
ところで、以前ショッピングサイトで
探し物をしている最中に、
なぜかオススメに緋毛氈が登場しました。
正式なお茶のお稽古などはしたことがありませんが
思いつきで茶筅を使って抹茶をシャカシャカするのに
はまっていた時期がありました。
そんな頃に見たショッピングサイトでの緋毛氈。
室内で野点の雰囲気が味わえる♪
などと安易な発想で欲しくなってしまい
危うくポチりそうになった経験アリ。
あんな大物を思いつきで買わずホント良かった(笑)
大きな緋毛氈をのびのび広げて
思いっきりティータイムが楽しめるような
広〜く美し〜いお庭が欲しい〜♪