カメラを止め…じゃない、使い倒せ!
タイトル付けの元ネタが、やや古めで…。
写真を撮りたくて、会社を辞めた。
もうご存じのことと思います。
それほどに写真が好きでたまらない。
正確に言うと、目に見える「写真」的なモノが好きなのだと思う。
映画も大好きだ。
写真を撮るために、ぶらぶらしていると、もしくは、撮った後にひと休みしていると、同じようにカメラを持った人と「写真」の話をすることがある。まぁ、持っていない人とも「写真」について話しますが…。
カメラを持ってる人と話をしてて、よく訊かれるのが「どんな写真を撮るんですか?」と…。
私は、いつも「なんでも撮りますよ」と答えます。
実際、なんでも撮ります。
無理なものなんてありません。
逆になんでも撮れる態勢でいつでもいます。
それじゃないと、持ってる「カメラ」に対して、失礼だと思う。
カメラは、写真を撮る「道具」です。
「道具」は、その用途のために生まれてきた尊いものです。
その時の雰囲気で、ずいぶんと高価なカメラを購入して、首からぶら下げてらっしゃる方をよく見受ける。
…多分、使いきれない…。
多少、写真を撮り続けると、カメラの「価値」というものを痛感するようになる。
「このレンズ、カメラを持つということは、覚悟が必要だ」と。
「カメラを買ったら、使い倒してください」。
…「犬の十戒」みたいなものである。
それから、同じお金を使うなら、人のために使うという道もあります。
この世には、才能はあるが、機会に恵まれない人は、大勢いるのである。