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Photo by
satomigoro
【通勤電車の詩】ベンチの空き缶
最近のホームにあるベンチは木製の長椅子じゃなくて、個人が掛かられるクッション付きの快適なものに変わって来ている。
ふと電車の窓からそのベンチを見た。
その上には捨てられずに残された缶コーヒーの空き缶。
誰が置いて行ったんだろうか。
例えば体が不自由な人が座ろうと思っても座れないと思わなかったのだろうか。
強い風が吹いてホームに転がっていけば、誰かがそれを踏んで転倒すると思わなかっただろうか。
空き缶を処理する第三者が、自分の母親だったらどう思うだろうか。
たかが空き缶一つだけど、誰かの不幸になるかもしれないと思えばほったらかしにできないよね。
通勤電車に揺られながらふと思ったこと・・・。
▼「通勤電車の詩」はこんなふうに生まれました▼
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