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重低音ボイスは武器になる

会社で会議をしていると、発言力しているのはいつも顔ぶれだ。

何でこうも偏るのだろうか。

権限、頭の回転力、知識の豊富さ、要素はいろいろある。

そんな人たちは話し慣れている。

こう言われればこう言い返す、という自己対策マニュアルが出来上がっている。

そんな人たちを前にしてプレゼンテーションでもしようものなら一苦労だ。

あの手この手で自分のプレゼンに注視させ、自分が話したいストーリーの線路に議論を乗せていかなければならない。

すぐに脱線しそうになるから操作がたいへんだ。

しかしそれを一瞬にしてやってのける人がいる。

それは声が大きくてよく通る人。

声は大きな武器になる。

重低音ボイスで話すだけで注目を集められる。

ぼくはその声に心から嫉妬している。

たまに的外れなことを言ったとしても、なぜかその発言がまかり通ってしまう。

しかしご家庭でベラベラしゃべられたら家族から嫌がられるかもしれないなぁ。


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気軽に読める全16話となっております。ぜひ読んでみてください。


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昭真(shoshin)
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。