2018年6月21日(木)

ここ数ヶ月、我が家は家族で一緒に風呂に入っている。

家族で風呂というと、ごく当たり前のような感じもするが、けっこう難しいことなのである。

家族一緒にできることの中でも、食事や団欒やお出掛けや旅行なんかに比べて、風呂というのは、家族全員の時間を合わせることはもちろん、風呂の大きさ、家族の大きさ、家族の人数、子どもの年齢、夫婦の仲の良さ、家族の仲の良さ、事前の準備、等々、諸々の条件が揃わないと実現不能な難易度の高いイベントなのである。

もちろん、我が家だって今の条件が少しでも崩れれば、すぐに消し飛んでしまう、奇跡のようなバスタイムなのである。

娘が産まれてからよく考えるのだけど、家族で一緒にいられる時間というのは、思っているほど当たり前にあるものではなく、ごく僅かで、限りがあり、ものすごく貴重なものなのであるし、一生で体験できる意味のある時間の中でも、最も幸福な時間と言っても良い。

だから、ちょっと無理をしてでも、そんな時間を大切にしたいのだ。

なんせ、早くも「とと(父ちゃん)いらない」とか「とと(父ちゃん)くさい」などと、娘から言われ始めているのだ。

父には時間が無いぞ!!

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