ブーツ周りに関する案
お疲れ様です。
先日の記事にたくさんリアクションを
くださってありがとうございました。
あまり気張って続けようと思ってもなかなかに
難しいと思いますので、気軽に続けていけたらなと思います。
今回の話題なんですけども、2発目ということもありますんで、サクッと書ける話題で作っていこうかなと。
タイトルにもある通り今回は
-ブーツ周りに関する案-ということで、
真骨彫製法仮面ライダークウガのブーツ周りのお話です。
まずはこちらを。
はい、言わずもがな真骨彫クウガの足回りです。
こちらは一切手を付けていないデフォルトの状態です。
アクションフィギュアとして見るなら全くもって
遜色のない造りとなっています。
可動域も申し分ないですし、自立だってとても安定します。
ただ、僕は実際に撮影で使用されたスーツに近い状態まで自分で手を加えてもっていきたい。
本物に限りなく似せたクウガのフィギュアを造りたい。
そういう人なんです!
今回直近で作業していた内容がブーツ周りだったので記事としてはそこを深掘っていきますが、ブーツ周りだけではありません。他にも触れたい箇所はた〜〜〜くさんありますが、書き出すとキリが無いので少しずつ小出しにしていきます。笑
話を戻しますが、
そんな凝り性な性格なもんでして、これまでも何度かブーツ周りのアプローチを繰り返してきましたがなんとか形になったのでご紹介しようと思います。
まず簡潔にデフォルトのブーツの状態で、
どこが気になるかを自分の中で挙げていきました。
つま先を可動させるために通された
かなり目立つピン穴(踵にもあり)
足の甲のパーティングライン
可動域を確保する為、
かなり隙間の空いた足首周り
そして削られたブーツ内側のディテール
ざっとこんなもんでしょうか。
これらの点を出来る限り解決して
ある程度可動も確保する。
そんな感じです。
まずはピンの穴
ここはそんなに難しいことはないです。
ここ数ヶ月愛用している瞬着カラーパテと
硬化スプレーで埋めて、削るだけです。
別にカラーパテでなくても、最終的に塗装までするとなるとゼリータイプのアロンアルファ等でも大丈夫だと思います。
セブンイレブンの文具コーナーなんかに置いてありますしね。
硬化スプレーは冗談抜きで
作業効率がかなり上がるので
持ってて良いと思います。
硬化したら、念の為つま先等動かしてみて
可動に支障が出ないかをチェックしました。
可動に問題がなければ
ヤスリで削って整えて終了です。
パーティングラインもこのタイミングで、
一緒に削っちゃいました。
足首のカバー
1番のなんとかしたいポイントです。
過去にも何度かアプローチをしたと記載しましたが、そのときは足首を可動範囲を残しつつパテで覆ってしまおうというものでした。
いかがでしょう。
パッとみた感じ、悪い感じはしませんよね。
僕もこの時はそう思ってました。
いかんせんこの時は毎日のように写真を撮っていたので、動かす機会がすごく多かったんですね。そうするとやはりパテなので、割れたり、
塗装が剥がれたり、うまいことポージングが出来なかったりと色々な改善点が浮き彫りになったわけです。
そこから3年ほど、たいした解決策も思いつかないままメンテナンスを繰り返して今に至るわけです。
そんなこんなしているうちに
2023年、多くのユーザーが待っていた
真骨彫ファイズの発表がありましたよね。
肩アーマーの胴体接続に足首の軟質パーツ、
なかなかに新しい要素が詰め込まれたとても興味深い仕様になってましたね!
開発ブログやサンプル写真を見ていると、
足首のジョイントが上手〜く見えないようになってた訳です。衝撃的でしたね。
やっぱりうちのクウガのジョイントもうまいこと隠してあげたい。その気持ちが強くなった次第です。
そんなわけで作業に取り掛かった訳ですが、
まず試してみたのが最近発売された
新しくなったソフビシリーズ。
意外と足や腕なんかは
真骨彫とさほど変わらないスケール感なので、
この足首そのまま移植出来んじゃね?と
早速移植。
こうなった。
うおぉ〜めちゃくちゃ良いんじゃないの!?
と興奮したのも束の間。
冷静に考えてみたら、
足のアンクレットを各色分用意する必要がある。
その分だけ真骨彫のパーツにフィットするよう研磨。
クリアパーツの埋め込み
また作業量が増える…………
いつ終わるか分からなかったので、
仕様変更を考えました。
その結果。
アンクレットは元々用意していたものをこれまで通り換装で使えるように
足のパーツにカバーを作って1つのパーツだけで補完する
これに行き着きました。
なんかカッコつけて言ってますけど
よくよく考えたら普通に思い付きますよね。笑
てことでまずは
カバーにあたる部分を切り出して仮組み。
はい。こうなります。
一見良さげに見えますが真横から見ると、
(写真を撮っていませんでしたーー!!)
踵の厚みが結構増すんですね。思いの外増します。
それに手作業で切り出してるわけで、
左右それぞれ用意するとなるとかなりの精度が求められます。
てことで。
片方の形をある程度整えたら、
一度展開してマステを貼り型を取ります。
それを胴体接続でお世話になっているゴムシートに貼り付け切り出した後位置を合わせてもう一度仮組み。
これはきたんじゃないかーーー!
正面、側面から見た時のラインが割と綺麗に改善されたと思いますし、ブーツ側ではなくジョイント側に接着しているので、角度をつけた時もゴムシートが自動で追従してくれるようになりました。
角度をつけた時の外側のぴらぴらした部分、
最初は気になるかなぁとも思ってましたがテストで撮影してみると意外と悪目立ちすることはなさそうです。
実際そこまで角度をつけたポージングを
僕はあまりしないので、全然アリです。
ベースが出来たらあとは
完成まで一気に進みました。
全体を軽く研磨して
黒サフ→艶消しトップでフィニッシュ!
満足度が高い!
というわけで新しくなったブーツで
20話の一条さんと会話する素立ちを撮ってみました。ラインが綺麗に繋がってニヤニヤしてしまいますね。
おまけとして
せっかく新しいブーツを作るので、
Twitterで他のユーザーの方がやっていて
ずっとやりたかったことに手を出してみました。
足裏の"封印"の古代文字をはっきり見えるよう
こさえてみました。フィギュアライズ、様々です。
まだ撮影こそしていないものの、
キックのポージングだったりで足裏が見えても
多少良い感じに写ってくれるんじゃないかなと思います!
お疲れ様でした。
ここまで読んでくださって
ありがとうございました。
気軽になんて言っときながらかなりの
ボリュームになってしまったこと、反省しております。笑
楽しくてつい喋り過ぎてしまいました。
そんなこんなで今回一つの作例として、
僕のブーツ周りの施しをご提案させていただきました。ご参考にしていただければ幸いでございます。
くれぐれも改造をされる際は、
自己責任でよろしくお願い致します。
あと、怪我にはご注意くださいね。
では、また次回。