マイナンバーに保険証を紐づけする件

番号カード、全然活用されてませんよね。
私ももちろん持ってますが、とある場所にしまい込んだまま。
そんな中、こんなニュースが

政府、新ポイントに2500億円 五輪後、番号カードで25%還元

いったいどんだけばら撒けばいいと思っているのか。
役人の考えることは目先のことだらけ。

そういえば、保険証と紐づけるって話、どうなった?

と思ってたら、厚労保険局からこんなのが既に出てたんですね。
マイナンバーカードの普及とマイナンバーの利活用の促進に関する方針について

医療機関にとって、保険証の確認は実に厄介な問題。

医者に初めてかかるとき、月始めにかかるときは受付で「保険証見せてください」って必ず言われます。
それは一部負担金を除いた医療費を保険請求するのに大切な役割だからです。
例えば職場が変わったり、年齢が75歳になったりすると保険証が変わりますよね。それなのに新しい保険証を提示しなければ最悪医療機関が丸損します。だから保険証の確認は結構重要で、ある意味死活問題に発展します。
でも保険証と言っても種類が多く、負担金割合も異なって来ることがあるので、非常に面倒。
それを解消してくれそうなのが、マイナンバー制度なのです。

もし保険証がマイナンバーカードに変わったら・・・

医療機関では本人確認だけでOK。年齢が変わろうとも職場が変わろうとも、定期的な本人確認だけでOKとなります。更にオンラインで繋げれば、本人とカード名義人の照合も簡単に出来てしまいます。要はとりっぱぐれが大幅に減少します。

もしマイナンバーと生体認証が紐づけされたら・・・

こうなればもっと便利に、もっと安心に本人確認できます。
医療機関の受付で指紋認証と顔認証、声認証をして、それが政府のホストコンピュータに送られ、即時に本人確認。氏名が医療機関の端末に表示され正しければ受付終了。もしかしたら診察券も要らなくなるかも知れません。

そこで、お偉いさん、聞いて~!

このシステムが確立すれば、資格誤りでのレセプトの返戻がほぼなくなるでしょう。
今までそれに費やした人件費、通信費がほぼなくなるんですよ。


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