はじめて買ったCDと中2病と
中学2年生の当時、邦楽アーチストは何が流行っていたかなんて記憶にない。強いて言えば女子がチェッカーズやら少年隊やらで騒いでたのはかすかに記憶にある程度。
ウチの中学2年生の頃は、邦楽はあまり聞かず洋楽に傾倒してたし、周囲に数人洋楽聞いてた人がいたがそういう人たちとは話が合ってたと思う。
はじめて買ったCDは?
a-haのHunting High and Lowというアルバム。
本当に中2の時に小遣い貯めて買った。
ご存じない方もいると思うが、当時は同じアルバムでもLPよりCDが若干高かった時代。貯めるのも容易ではない。そもそも当時のウチにはレコードプレーヤーが動かせる状態じゃなかった。
そんな訳もあり、当時はCDプレーヤーそのものがあまり普及してなかった頃だったが、ウチには2代目SONY Discman(D-100 定価5万円くらい)があったのでそれで聞いていた。
もちろんお目当ての曲はそのアルバムの中のTake On Meという曲。
あのキャッチーなイントロ、澄み渡ったヴォーカル、一度聞いただけで虜になった。今では「パラパラ(音楽)の元祖」なんて言われているが、それだけ名曲であることは間違いない。
今振り返ると・・・
今でもなお80sの洋楽はもてはやされているが、当時はWHAM!とかPrince、Whitney Houstonなんかを飽きるほど聞いた。
それから当時百万人の英語というラジオ番組があり、そこで歌詞の和訳や解説をしてくれてたので、おかげで歌詞の意味が理解できたり、「洋楽ってなんてメッセージ性が強いんだ!」と衝撃を受けたり、数曲ではあるが歌詞を丸暗記したり、英語の勉強にもかなり役に立った。
大多数の他人が聞いてた邦楽をあまり聞かず洋楽に傾倒。そういった自分がカッコいいと思ってた。
むむ・・これはまさしく中2病という奴ですな。
もちろん当時は中2病なんて言葉は存在してなかったが(笑)
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