顔が普通の私が奇跡的にイケメンと結婚できたのに、一生分の運を使い果たしていなかった

大学時代に今の旦那を友達に紹介してもらった。
何度かメールのやり取りをして、食事に行くことになった。
待ち合わせ場所で旦那を初めて見た私は、顔が綺麗すぎると衝撃を受けた。



初対面なのにもかかわらず食事の２時間全てを使って、旦那は最近フラれた元カノの話をした。
今冷静になって考えれば私に脈はないってことと、旦那がめちゃくちゃ無神経な人ってことがよく分かる。

が、その時の私の頭の中は２時間全て、イケメンすぎるでしょ、どうやったらそんな綺麗な顔になれんの、なにその鼻筋、のエンドレスループだった。


お会計の際に、全部俺が払うと言う旦那と半分払いますと言う私とのお約束のやり取りがあったが、結局旦那が全てお支払いをしてくれた。
その際私が全く何も考えずに言った「ごちそう様でした。次は私に(お金を)全部出させてくださいね。」という言葉が旦那にささったらしい。
この言葉の何が良いのかは今まで何回も説明されたが、私には全く理解ができない。
でもこの言葉のおかげでその後２年の交際を経て、結婚することができた。


旦那と付き合うことができたときに、一生分の運を使ったなぁ、今が人生の1番ピークで後はもう落ちていくだけやろうなぁ、と思った。
でも結婚したときも全く同じことを思った。
その後、長男、次男、三男が産まれるたびに、全く同じことを思った。

結局三男がもうすぐ６歳になろうとしている今でも、今が人生で１番ピークだと思っている。
顔が全てではないと思ってはいるが、私のお腹から出てきたとは到底思えないほど３人ともイケメンなのである。
兄弟１人だけがイケメンならまぁたまたまそういうこともあるよね、なのだが、３人産んで３人ともイケメンはギネス記録だと思う。
　
母にこのような話をすると、「よそでそんなこと言いなや。」と言われるのに、よりにもよってnoteに書いてしまった。
　

ギネス記録を持つと、毎日の息子たちとの会話も成立しないのだ。


長男「お母さん、今日算数の授業で初めてコンパス使った。あれって難しいなぁ。」
私「イケメンやからなんかなぁ。やっぱりイケメンやとコンパス使うんも難しいんかなぁ。」
長男「……………。」


次男「お母さん、今日学校で映画見てめっちゃ感動した！」
私「やっぱりイケメンやからやなぁ。イケメンは感動しやすいんかなぁ。」
次男「…………。」


私「三男た〜ん可愛いすぎ♡大好き♡大好き♡大好き♡前世でどんだけ徳積んだらそんなに可愛くなれんの？何したん？こんな可愛い５歳ママ見たことないねんけど♡ママ今日三男に何回可愛いって言ったでしょうか？」
三男「う〜ん、87回！」
私「(三男がなんて答えても)正解！」

この先子どもたちが3人ともグレてしまったら、さすがに今が人生の１番ピークで、後は落ちていくだけだと思う。