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特別でなければ生まれてこなかった




あまり流行に乗る方ではないのだけれど

今頃になってNizi project にハマり出している(笑)

確か世間的にNziUが流行り出したのは
夏ぐらいだった気がするな

世界で活躍できるガールズグループを作るために
プロデューサーのJ.Y.Parkさん自ら
オーディションの審査を行なっている 

J.Y.Parkさんがオーディションに
参加した子たちに伝える言葉が
印象的で、気が付いたら
ぶっ続けで動画を見ていた

(全話見終わるのに13時間もかかる!)


オレの勝手な解釈なんだけど
J.Y.Parkさんは参加した子たちが披露する
歌やダンス、パフォーマンス全体から
その子の内面を感じとることが
できる人なんだろうなと思った

彼の伝えた言葉が彼女たち、
視聴者の心に妙に刺さるのは
内面を理解した上で伝えた言葉だから
なのかもしれない


映画とかドラマを見ても
泣くことがほとんどないオレが
Nizi projectでは珍しく
毎話見る度に涙腺が壊れていた(笑)


見てる最中はなんでこんなに
泣いているのか
自分でも理解できなかった

全話見終わった後に
内容を反芻しながら
涙が出たことについて

「この感情はどこからきたものなんだろう?」と
いつもより多めにぼーっと考え込んでいた




思い当たるのは中学校のころの記憶

当時は学校が嫌すぎて
現実逃避するために
音楽をずっと聴いていた 

いつの間にか歌詞カードに
目がいくようになり

歌詞カードを見ながら
音楽を聴いて
その曲の世界に浸っているのが
好きになった

それからほどなくして
自分で詩を書きたいと思うようになった

一度書いたことがあるんだけど
そのときは何だか
書いたこと自体が恥ずかしくて、 
誰にも見せなたくなかった

唯一、自分の姉ちゃんに
一回だけ見せたときに
微妙な反応をされたのを覚えている(笑)

まあ確かに、
姉の立場からすれば
下手といえば傷つくだろうし
思ってもないのに上手いといえば
嘘つくことになるからな

微妙な反応をするのが
精一杯の優しさだったんだろう

ただ、その反応を見て
やっぱりこれは
恥ずかしいことなのかも
知れないと思った

その後、追い討ちをかけるように
作詞家になるための勉強として
有名な作詞家さんの本を読んでいたら
「それだけじゃ将来食べていけないよ」と
母親にとどめの一撃をくらって(笑)
それを機に詩を書くことを
封印したような覚えがある


自分で表現することをやめた虚しさ

自分の表現を認めてもらえない悲しさ


当時はそんな感情を抱いて、
押し殺して生きてたんだと思う





J.Y.Parkさんがオーディションに
参加した子たちに伝えた言葉の中で
特に気に入ってる言葉がある



『自分は
今の自分のままで充分
特別な人だ

多くの人がいるこの世の中で、
私も特別な何かの理由を持って
生まれてきた人だから

自分のありのままの姿が
特別だということを
分かるときが来るはずです

自分自身の姿を見て
大丈夫、充分
あなたは充分特別だよ

そう言ってあげられる日が
来るべきだと思います

皆さんがここで脱落しても
皆さんが特別でない
ということではありません

(オーディションで)
1位になっても26位になっても
同じように特別です

このオーディションはある
特定の目的に合わせて
そこに合う人を探すだけで
皆さんが特別かどうかとは
全く関係ありません


一人一人が特別でなかったら
生まれて来なかったはずです』


自分で表現することをやめた虚しさ

自分の表現を認めてもらえない悲しさ  

この行き場のない感情を持っている人は
もしかしたらオレ以外も多くいるのかも知れない




J.Y.Parkさんが彼女たちに伝えた言葉を通して

ありのままの自分を表現していいんだよ

それは素敵なことなんだよって

自分に伝えてくれたような
認めてもらえたような気がして

その言葉が凄く嬉しかった



今でもこうしてnoteを書いているように

オレは言葉で自分の内面的な世界を
表現するのが好きだ

知り合いにも隠していたけど
noteを始めたのはもう1年前で
始めようと思ったのは

自分で物語を考えて
創作したいと思ったからだ

思いだけが先走って
どんな形のものを書きたいのか
まだ全然定まってない

今年の前半に小説講座を受けて
プロの講師に打ちのめされて
また挫けたり(笑)

コロナの自粛期間中に
こっそりオンラインで
また別の小説講座を受けみたりもした

まあどうやら小説ではないらしい

ただそのまま詩に戻るというのも
なんかしっくり来ないし

まだまだ定まってなくて
ふわふわしてる状態だけど


自分なりの世界観を言葉で
表現していきたい


こんなこと、
何の役にも立たないし

やらなくても、
何の問題なく生きていける


でも自分で表現することを
辞めると、
何だか

自分ひとりだけ
時が止まっているようで

今自分は生きているのか、
死んでいるのかさえ
分からなくなってしまう感覚になる


誰かにやれと言われた訳でもない 

ただ自分が自分でいるために
生きていることを実感するたに

言葉で表現することは
自分にとって
必要なことなのだろうと思う

こんな面倒臭い自分のことを
特別だと言ってあげられるように
今は頑張らなければいけない

それがきっと自分が生きている意味だから 








またね( ̄Д ̄)ノ

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笹舟みなと
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