私の履歴書 齋藤隆太(12) 新宿二丁目の夜
こんにちは!
齋藤隆太です!
今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪
H社長との出会いと新宿二丁目の夜
以前のブログでインターンでお世話になったKさんのことを書きましたが、もう一人大学時代に大きな影響を受けた方がいます。
(Kさんについては以下ブログに書いてます!)
その方とは、既に会社を立ち上げて事業をされていたH社長です。
まずは出会いから。
時は少し戻って、学生団体の立ち上げを行っていた大学2年の秋。メンバー勧誘も兼ねてコネクションづくりに友達の旧友がやっている勉強会に参加したことがありました。
学生団体を立ち上げた方や大きい団体の代表を務められた上級生の方々がプレゼンしてくださり、その会自体もいいご縁にも恵まれたのですが、人生を変える出会いはその後の飲み会にありました。
お酒が回りつつあった21時頃。ぼちぼち帰ろうかなと思った頃に現れたのが、会場に使わせてもらっていた人材ベンチャーを支援しているH社長でした。
はじめは離れたところで飲んでいて話す機会もなかったのですが、僕の顔がH社長のタイプだったらしく途中で召喚されて一緒に飲むことに。
(ちなみにH社長は僕より一回り以上上の男性です。笑)
H社長はとても話し上手で面白い方なのですが、新聞記者をやられていたこともあって話を引き出すのも天才的です。はじめましてにも関わらずとても仲良くさせていただきました。
そして気づいたときには数人の学生と一緒に新宿二丁目に繰り出すことに。笑
ゲイバーはおろか、キャバクラやガールズバーなどの所謂夜のお店にいくこと自体初めてだったので内心はドキドキでした、、!
ですが、行ってみるとママ(もちろん男性です笑)もとても面白い上にいい方でとても楽しませていただきました。
(帰り際にママにキスされたこと以外は)普通のバーと同じような感じで、偏見で判断せず、何事も経験してみることが大事だなぁと思いながら帰路についたのを覚えています。
偏見や固定概念からの開放
ありがたいことに、H社長に気に入っていただいてその後頻繁にお誘いいただきご一緒する機会に恵まれました。
そこで僕の価値観は大きく変わりました。
まず、偏見や固定概念の無価値さを痛感し、いろんなことをそのまま受け容れられるようになりました。
ゲイバーに来る人たちの多くは所謂性的マイノリティの方々です。
世間的には少数派で、さまざまな目でみられたり揶揄される彼/彼女らですが、二丁目ではそちらが普通です。
むしろ「りゅーたはなんでノンケなの?」「いつ男も好きになるの?」と言われる始末。笑
普通とはなにか、いや、そんなものはないと気づくことができました。
何よりお店の方々もいい人ばかりで、ゲイやバイなど関係なく人として純粋に惹かれていました。
性的嗜好は1つの個性でしかなく、その人自身を見ていい関係を築いていこうと純粋に思うようになりました。
そこから自分と似ていない人でもその人の良さを見て受け容れられるようになってきたように思います。
そしてもう一つは、、、次回に譲ります!笑
僕が会社などの枠に捉われずに動けるようになったのはその価値観・考え方に変われたことが大きかったように思えます。
と、いうわけでお楽しみに。
それではまた!
齋藤隆太