私の履歴書 齋藤隆太(13) 求めるものに素直に
こんにちは!
齋藤隆太です!
今回も「私の履歴書」の連載名をお借りして、僕の半生を振り返っていきます。
前回はこちら♪
「ねばならない」から「したい」に
H社長に新宿二丁目を連れ回していただくようになったことで僕自身考え方や価値観に様々な変化がありました!
前回書いた偏見や固定概念からの開放とともに、今も自分の軸になっているのが、H社長から度々言われたこの言葉です。
「お前はどうしたいんだ」
当時の僕は、小学生時代からずっと優等生コースをたどってきていました。
学校教育における優等生は「やるべきことをやり続けた人」であり、やるべきことは先生が言ったこと、一般に学生に求められていることです。
自分で団体を立ち上げて率いたり、インターンのトップを張っている身でありながら、僕はその「やるべきこと」の期待に応えることが望ましいことだと無意識に考えてしまっていたのです。
「まずこうゆう取り組みをしてみるべきだと思うんですよね」
「これをすることが必要など思います」
「就活もとりあえず大手がいいと思うので受けてみてます」
「しなければならない」「必要がある」そんな言葉を並べていたような気がします。
その度に言っていただいたのが、先ほどの言葉です。
しなければならないことなんてない!それを決めてるのもお前だ。
もっと人生は自由だ。「こうしたい」「こうなりたい」から会話をしろ!
だから隆太はつまらないんだ。 (そしてモテないんだ)
自ら事業を興し、自分が描いたビジョンの中を生きているH社長だからこそ、僕の勝手に不自由な選択をしている生き方・考え方が許せなかったのだと思います。
(東京藝術大学の指揮科に通われた経験もあり、感受性も豊かで芸術にも精通されたH社長だからこそ、他の経営者の方以上にその生き方を体現されていたことも大きかったです)
毎週のように、
「こうなりたい」「こうしたい」→「だからやる」
という人と会話させていただいたことで次第に自分の頭の中もそのような生産的な考え方が少しずつできるようになってきました。
そして、Kさんとの出会いも経て、大学を出るころには、
僕は、スポーツビジネス(特に野球界)をビジネス面で支えらる人材になる!
そのために、まずはビジネスの力をつけるためにコンサルティングファームに入って経営を学ぶ!
と言う当時としては明確な目標を持って、日本最大手のファームの門戸を叩きました。
今回はこの辺で。
それではまた!
齋藤隆太