カフェでビールが飲みたい
カフェで気楽にビール飲みたいなあ。
そう思ってたところに偶然プロントが見つかってハッピーだった。
先日京都での仕事を辞めて、実家のある神奈川県に引っ越し、市役所での手続き中の待ち時間を持て余してふらふら彷徨っていた時だった。
次の仕事はまだ見つけられていない。
転職エージェントに登録して書類送ったり面接を受けたりはしているものの、選考途中にある適性検査で毎回落ちてしまう。
転職でもいわゆるSPIだとかの数学やら国語やらのテストが必要だなんて思っていなかった・・・
こんなことならもっと早めに勉強して対策しとけばよかったなと思う毎日。
最初の適性検査で落ちた時は、その前の一次面接の反応が良かったとエージェント伝えで言ってもらえてたから、あ、落ちるんだ・・・と面食らってしまった。
そこからSPI対策の参考書を買って勉強を始めたもののなかなか苦戦。
だいぶ途方に暮れた。転職楽だよって言ったのまじ誰?
それでもめげずに時間があれば勉強していた。
そこでまた適性検査。
今度こそは頑張ろうと思ってたのに事前に設けられた説明会で担当者が口にしたのは、
「この適性検査についてはSPIとかの数学の問題ではなく、構造力化や抽象化力の問題です。」
構造化力・・・?抽象化力・・・?
なんやねんそれぇぇぇえええ!!!!
って私の中の関西人のおっちゃんが飛び出してきた。
軽く調べてみたら、文章を分解して構築していく、みたいな感じで、
なんだそれ、キュビズムか?とか思いながら(キュビズムは新しい概念生み出しちゃってるから違うか・・・)また途方に暮れた。
どうすればええっちゅうねん・・・
そこからはSPI対策の問題集解いてる場合などではなく、そもそも構造化力とは??から理解するためにそんなようなことが書いてある本を2冊買って読んで、構造化力・抽象化力を試す系の問題集を買って(狭い範囲の問題なのに、あった)解いたりしてみて、テストの内容はどんなのか全然わからなかったけど自分なりの対策を講じて備えた。
そして当日を迎え受験、次の日お祈りメールを受信。
蓋を開けてみたら実践系の問題で、問題集を解くとかそんなことでクリアできるような問題ではなかった。
できた感触はなかったから覚悟はしてたものの、やっぱり悲しいし悔しい。
事前にやれることはやったつもりだから何をしとけば良かったとかはないけど、落ちるということはまだ何かやれることはあったのかなと思ったりしてしまう。
でも落ちたことはどうしても覆らないので仕方がない。
私は新しく「構造化力」の概念を手に入れた。これを受け入れて進んでいくしかない。
とまあ前向きに考えようとはしてるけど内心はこの先不安でしょうがないし自信も正直なくなってきている。
でも私は分かっている。
こんな時に酒に走っても待っているのは破滅のみだと。
今はカフェでジョッキで一杯しんみり飲んで、静かに落ち込むくらいがちょうどいいのだ。
だから気軽に入って一杯だけ飲んで帰れるようなカフェがあって欲しい。
居酒屋ではなく、カフェ。またはファストフード店でもいい。
多分この先もプロントに助けられることがあるだろう・・・
前を向いていかねばならないけど、酒を飲んで落ち込む時間も欲しい。
内心あとどのくらいこんなこと思わないといけないのかな、と思いながら。
希望の会社に転職成功して、早く祝酒に溺れたいものである。
でも正直、思っている。
私を落とした会社、もったいな!!!!!と。