今さら?鋼の錬金術師(アニメ一期) ホムンクルス 編
ハガレンを原作とアニメ一期で比較して語る上で、これまた外せないのがホムンクルスの設定。結構この設定は完成度が高いという声も多いんです。
原作のホムンクルスは、分かりやすく敵っぽいし、かといって憎めないライバルみたいな描かれ方してます。ブラッドレイなんかめちゃくちゃかっこよく描かれてますよね。(大好き)
一期のホムンクルスはドロドロの設定
対して一期のホムンクルスは昼ドラも引くほどにドロドロしてる。一期の設定では、人体錬成を行った結果できた人ではないものに、赤い石を食べさせ成長させることで完成します。
つまりエドの母やイズミの子供がホムンクルスとして出てくる。禁忌を犯した罪の形が、実際目の前に現れて、敵として襲いかかって来るわけです。
母の顔をしたホムンクルスを倒そうとするエドワード、ためらい反発するアルフォンス。その葛藤を見ていると、ただ倒すべき敵ではなく人体錬成を犯した錬金術師の乗り越えるべきトラウマという構図が私が非常に好きなところです。