大好きなコンテンツを返してくれ

神崎りんねと申します。

⚠️注意
今回の騒動に関する適切な情報などは一切なく、一個人の感情を整理するために書き綴ったnoteです。


私は「○○の主役は我々だ!」という動画投稿者集団が大好きです。
いつ頃から好きかは詳しく覚えてないけど、もう10年近いです。


支払方法を変更したくて一度抜けてしまったので入会日が中途半端なのですが、ずっとチャンネル会員なくらいには大好きです。

今起きていること、これが本当によくわかりません。
大先生が突如投稿した動画、即座に見ました。

権利が絡んでいてあまり詳細を語ることができないけど、どうやら権利者のせいで「我々だ」を名乗れなくなってしまっているようです。
大先生が「我々だ」の名前を考えたのにね。

「権利者」というのが誰なのかが分からない時点で何も言えないのですが、もしかしたらこの集団のトップであるグルッペンがその権利を握っているのではないかという憶測があります。

その憶測が生まれた理由としては、(これは肌感覚でしかないのですが)グルッペンと大先生はよく運営方針で対立していました。
それこそ「我々だ」の名前がない頃、プロレスだとは思いますが初めてマイクラ実況を上げる際に「ギスクラ」か「ギスくら」の表記で揉めたり、闘会議や超会議に出演するか否かを結構揉めていたみたいです。
一度出演するオファーをグルッペンが握り潰したこともあります、笑い話でしかなかったし、その後から出演するようになったけど。
今こそ大先生はマスクを外し、大先生だけでなく他のメンバーもいろいろな外部の配信者のかたとコラボしたり、漫画の連載をいくつも持っていたりしますが、保守的な傾向にあるグルッペンの意向にはそぐわないものだったのかな、とファン目線では思います。まあ一つの連載はグルッペンが考えた話だから権利者=グルッペンということは考えにくいですね。

運営方針で揉めて衝突というよりかは、正直商業化に向けて権利関係で雁字搦めにされて「我々だ」を名乗る権限まで奪われたと考える方が論理的なんですよね。
ていうか多分、断言できないけど、恐らくそうです。
VTuberなんかは名前と"ガワ"が所属事務所の著作物だから、転生しないと事務所を移れない、なんてことがよくありますが、それに近いケースなのではないかなと思います。

よく彼らは解散するときの話をしていました。
周年生放送なんかは特に、「〇人死んだら解散」などと縁起でもない話をしていました。
特に誰から死ぬかなんていう話をよくしていました。
みんな本業がある会社員だし、始めの頃は自分たちで編集をしていたので過労死するのでは、特に喫煙者勢はヤバいかも、あいつの酒の飲み方もヤバいぞ、なんて和気あいあいと話していました。
全部過去形になってしまうのすら今では悲しいですが、彼らはこんな風になるとは思っていなかったのでしょう。そりゃそうか。

何が言いたいのか自分でも良く分かっていません。
感情を整理するために文字を打っていますが、なんの解決にもなりませんでした。

10年近く好きだったのに、とか、いくら金かけたと思ってるんだ!みたいなことは一切思っていなくて、むしろのその時間やお金以上に楽しい時間を提供してくれました。
思春期に出会ってしまったからいろんな影響を受けたし、私の人生の半分以上を占めています。
でもそのお金が多分ちゃんとメンバーに還元されていないんですよね。
それどころか演者が辛い思いをしている、これは本当にファンが耐えがたいところです。
たかだかゲーム実況者と言ってしまったらそうだし、彼らの顔や本名も、何もわからないけど、今の自分を形成するたくさんのきっかけをくれました。

彼らがきっかけでたくさん絵を描くようになったし、動画を作ったりもしたし、そこから発展して同人誌を描こうと決めたり。
今は我々だの動画を見なくなってしまった人達でも、定期的に飲みに行ったり今でもコミュニケーションを取っています。
平沢進のライブに行きたいと思うようになったのも、グルッペンが平沢進の曲を好んでいるからです。
私の人生を構築するいろいろな大きな理由になっていて、私の人生とは切り離せないかけがえのないものになっていました。

結局のところ、メンバーがつらい思いをしていることと、組織が乗っ取られようとしていることが何よりも辛いです。
推しは推せるときに推せと言われたけど、推せるときに全力で推し続けた結果、今のひどい苦しみも生まれてしまいました。 
『大好きなコンテンツを返してくれ』と書きましたが、本当は『楽しい気持ちで我活をしていた我々だメンバーを返してくれ』の気持ちです。

ただの視聴者に何かできるとは思いません。
これが悪い夢であることを願うばかりです。

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