26番目の選手として
ようやくプロ野球が始まり、今日から観客が球場に入れるということで。
野球についての話を少ししたいなぁと思う。
遡れるところまで遡ると、野球と出会ったのは小学3年生。学校の野球チームに幼なじみが入っていて、「自分もやりたい!」と思ったから。
僕はもともと運動音痴。初めは全然ボール取れないし、投げれないし、打てないし。
友達はどんどん上手くなっていて、悔しい半分諦め半分。
けど、上手くなれないからやめるっていう選択肢はなかった。上手くないなりに野球の魅力に取り憑かれていた。
ヒットを打てた時、いいプレーをした時、歓声がベンチやスタンドからあがった時。
態度には出さないけど、心の中では「どやっ!」って感じでドヤ顔してたなぁ。笑
結局、中学卒業まで野球は続けました。
高校からはまた別のスポーツを。それはまた別の機会に。
こういったきっかけで野球が好きで、もちろんプロ野球も大好き。
地元は専ら阪神タイガース一色。
近所のおじさんも、野球なんか見てなさそうなあの子も阪神ファンだった。
自分もそういう環境だったからいつのまにか阪神ファンに。甲子園にも何度か行ってた。
2010年、日本シリーズ。
ここが僕の野球ファン人生の転機となる。
千葉ロッテマリーンズ×中日ドラゴンズ
「下克上」
レギュラーシーズン3位だったロッテが、日本一に輝く。
ずっと見ていた日本シリーズで、ロッテファンの熱さ、応援、選手のカッコよさに引き込まれていく。
ロッテファンになる選択肢しかなかった。
特に今江選手が好きだったなぁ。
楽天にFAしてしまうけれども。笑
今でもロッテが大好き。
2019年は開幕戦を本拠地まで見に行った。
あの経験は間違いなく、走馬灯に出てきそう。
最高だった。
今はロッテが誇る大応援も、隣の知らない人と喜びを分かち合うことも、ハイタッチすることも、野球観戦のいいところができない。
もちろん、ゆっくりと野球本来の音を楽しむスタイルも素晴らしいなぁと思う。
けどやっぱり野球は、応援あってこそ。
26番目の選手として、外野席で精一杯のプレーができる日まで、練習しておこうと思う。
そしていつもの野球が戻ってきた時は、みんなでこの喜びを分かち合おう。
マリーンズが本当に好きだから。