【M-1 2022】3回戦の漫才全部観た備忘録・ファイナリスト予想
昨年まで全部観ることができなかった三回戦ネタを今年は全視聴。299組いたらしいです。楽しかった〜〜〜。全部で15時間くらいかかったけど後悔してない。
せっかく全部観たので特に好きだった漫才と、3回戦を初めて全視聴した感想を書く。ファイナリスト予想も。
▼3回戦 好きだった10組
①ロングコートダディ(10/24大阪)
「遊び」
一発のパンチが重くて好き。
去年の決勝みたいにワンフレーズで勝負するスタイル痺れる…中盤の拍手笑いが気持ち良すぎて何回も観てる。
②翠星チークダンス(10/25大阪)
「美容師のお兄さん」
ボケとツッコミが入れ替わる瞬間が狂おしいほど好き。
各々の武器を活かした漫才好きすぎ。これで敗退したのが謎すぎる面白さ。
③セルライトスパ(10/26京都)
「子供のしつけ」
裏拳がパワーすぎて好き。
ハプニングにも咄嗟に対応してて笑いに変えるところ、芸人さんってすごいな…と改めて思った。
④黒帯(10/26京都)
「10秒以内に全員の名前答えましょう」
システム無敵すぎて好き。
ボケ数少ないのに余裕で爆笑かっさらう二人かっこいい。
⑤金属バット(10/26京都)
「あいせき居酒屋」
ボケの強さもワードセンスも全部好き。
関西の1ウケは金属バットだと思う。かなりガチガチに仕上げてきているので準々決勝以降も楽しみです。
⑥レインマンズ(10/30東京)
「お人形さんみたいに可愛い女の子」
残念ながら敗退してしまったけど、3回戦メタ漫才の中で一番好き。
漫才→コント/コント→漫才に移行する瞬間が鮮やかすぎて痺れる〜。「ツッコんだらコントインしてしまうからツッコめない」って設定好きすぎる。
⑦ランジャタイ(10/30東京)
「あの人は今」
狂いすぎ。
⑧素敵じゃないか(10/30東京)
「エレベーター」
日本語の扱い方が上手すぎて好き。
よく毎年こんなに巧みに言葉の面白さを引き出せるな…。どんどん二人のボルテージが上がっていくのも好き。
⑨深海魚(10/30東京)
「カラオケ」
数字に対する大喜利力が高くて好き。
ルールの内で面白いことやって、わざと外して、ルール外の強いボケでも笑いとってきて好き。
⑩阿佐ヶ谷姉妹(10/31東京)
「汚れた手を洗えない」
シンプルに馬鹿面白くて好き。
東京の1ウケは阿佐ヶ谷姉妹な気がする。バチバチに仕上げてきてるのに、練習してないみたいに自然に見せられるの、プロだな〜〜〜と思います。
▼初めて3回戦全部観た感想
全組面白すぎて困った。3回戦っておもしろ漫才の宝庫なんだな〜。
レインマンズと深海魚が特に好きだった。知れてよかった。
あと自分の好きな漫才の傾向に気づけるの嬉しい。
漫才の構造自体をイジる、いわゆるメタ漫才(レインマンズ、トンツカタン、ジュウロッカイとか)が好きで、意外にも男女コンビ(翠星チークダンス、深海魚、シンクロニシティ、Hi TEENSとか)好きなのが分かった。次回のライブの参考にしてみよう。
▼ファイナリスト予想
①インディアンス(4年連続)
②ロングコートダディ(2年連続)
③モグライダー(2年連続)
④金属バット(初)
⑤デルマパンゲ(初)
⑥素敵じゃないか(初)
⑦カベポスター(初)
⑧ストレッチーズ(初)
⑨黒帯(初)
⑩ランジャタイ(敗者復活・2年連続)
次点でオズワルド、ゆにばーす、真空ジェシカの昨年のファイナル組。初出場組はコウテイ、ヨネダ2000、ママタルト、さすらいラビーあたり、返り咲き組は東京ホテイソンとからし蓮根。優勝はモグライダー予想。
希望だけ言うと真空ジェシカに決勝行ってほしい…けど一日市長より強いネタが無いような…やるならお化け屋敷かな…。深海魚も久しぶりにアマチュアから決勝行ってくれると嬉しいな〜。
準々決勝以降も楽しみです。