【赤ちゃん防災ワークショップ 2024 :第1回『赤ちゃんを救え!〜何処に逃げる?何処に居る?どう逃げる?〜』】
昨年、4回にわたって開催した『いきなり防災ワークショップ』(ロングランフェスタ2023@新宿 A部門にエントリー)は、町会の皆様はじめ、新宿区危機管理課や消防団の方はじめ、NPOの方々も交えて『いま地震が起きたらどうする?』をテーマに一緒に考えるワークショップを開催しました。
今年度は、スタッフ間で話しあった結果、赤ちゃんや小さなお子さまを抱えているママや家族をテーマにすることを決めました。
そして、第一回目のワークショップを、先日の7月13日(土)に開催しました。
【赤ちゃん防災ワークショップ 第1回:『赤ちゃんを救え!〜何処に逃げる?何処に居る?どう逃げる?〜』
◆日時 :2024年7月13日(土)10:00~12:00
◆会場 :新宿NPO協働推進センター 1F多目的室
◆対象 :赤ちゃんや小さなお子さんがいる方、子育て世帯の防災を考えている方、家族や仲間に、支援の必要な人がいる方など
◆参加方法:会場参加のみ
◆参加費 :無料
◆申込み方法:https://kouza202000.peatix.com/◆主催:災害復興支援プラットフォーム
◆協力:新宿NPOネットワーク協議会
それでは、当日の様子をレビューしたいと思います。まずは、受け入れ体制ですが、下記のような準備をしました。
当日は、晴天に恵まれたものの、35℃近い気温でさすがに、赤ちゃん&キッズ連れには厳しい条件でしたが、結局、ママ3名赤ちゃん&キッズ4名が集まりました。
また、防災の専門的な意見を答えてくれるべく新宿区危機管理課から2名が参加。
また、隣の保育園『もくもく園』で、赤ちゃんや子どもたちに日々、携わっている先生が2名参加し^_^した。
この日のために、準備してした赤ちゃん&キッズゾーンには、子育て経験のある職員を2名配置し、マットを敷き詰めたスペースに、ボールプールやおもちゃ、絵本を揃えたり、スクリーンにYouTubeを映写したりして、なんとかママがワークショップに参加できる時間作ろうとしました(笑)
結局、赤ちゃん&キッズが大人の思通りに動いてくれる訳もなく、ママがだっこしたり、近くで寝ていたりとかなり自由度の高い状態で、実施しました。
まずは、たった今、地震が発生したということで、下記の通り状況を設定をしました。
◉季節:夏
◉天候:雨
◉被災日:平日
◉時間:夕方
また、地震の条件は、東京直下型地震 震度7という設定にしました。
※電気、水道、ガス等ののライフラインは止まる想定です。
参加した方々がのそれぞれが、当事者てあることを前提にワークを進めるので、ますは、、自己紹介がてら、簡単に家族構成等について話していただきました。自身と赤ちゃん・子どもたちはどこにいるのか?また、他の家族はどこでどんな状況下にいるのか?等の条件設定を共有しました。
そこで最初の質問です。
赤ちゃんや子どもたちと家にいる時に、地震が発生したという状況です。
Q1.『まずはじめにどんな行動をしますか?』
参加したママからは、
『テーブルの下に隠れます!』
『窓を開けます!』
『電気・ガスを止めます!』
等の回答がありました。
また、家の中で起こり得る危険などについてのお話を新宿区危機管理課の方からお話を伺い、事前に注意や準備しておくことや、自ら命を守るために必要な防具などについて学びました。
Q2.『どこに逃げますか?』
『家が安全だと思うし、子どもも小さいので、逃げません。家にいます。』
『近所の小学校が避難所らしいのですが、逃げた方がよいのでしょうか?』
『自身の家は、老朽化が進んでいて崩壊する可能性があるので、知人・友人宅にお世話になります。』
等の回答がありました。
ここでも、新宿区危機管理課の方から1次避難所の場所を地図等で確認したり、避難所の状況やひなルートなどについての説明やママたちとのQ&Aもありました。
Q3.『もし避難しなければならなくなった時に必要なものは何ですか?』
ここで、実際に、避難所に行く時に必要であると言われている物を用意してみました。
・紙オムツ
・粉ミルク
・衣類
・タオル、ティッシュ、ウェットティッシュ
・赤ちゃん用の食べ物 etc.
大人2人が大型リュックをしょって、両手が塞がってしまうほどの物量になりました。
そこで、あるママさんから質問がありました。
『そもそも、ベビーカーって持って行くんでしょうか?(避難所に持って行って大丈夫?)』
新宿区危機管理課の方からは、おそらく道路も通常の状態でないことが想定されるので、ベビーカーは確かに荷物を入れたり赤ちゃんや子どもが寝た時には有効だけど、邪魔になる可能性も高いということもおっしゃってました。
また、避難した先での大きな不安要素である授乳ができるスペースがあるのか?そもそも、どのような物が備蓄されていて、どういう状況が想定されているか?等について、新宿区危機管理課の方の説明に加え、ママさんからも積極的に質問がでました。
という感じで、約1時間30分(最初の30分は、赤ちゃんや子どもたちが環境に馴染めるように一緒に遊びました笑)ほどの時間で、参加した赤ちゃんを連れたママたちは、いま地震がおきたらどうする?
◉どんなことが予想されるのか?
◉どんな準備・用意をしなければいけないのか?
◉自宅で避難する際気をつけなければいけないことは?
◉誰か協力してくれる人がいないか?(事前に考えておきましょう。)
◉保育園、幼稚園、学校との連携をしっかりとっておく。
◉避難場所や避難ルートについて調べておきましょう。
◉避難する際に必要な準備をしておきましょう。
等々についてあらためて気づきを得て、理解を深めることができました。
次回第2回は、8/3(土)10:00〜12:00 当センター 1F多目的室にて開催致します。
テーマは『何を食べる?どう暮らす⁇』です。
是非、興味のある方はご参加ください🤗✨
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