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習作1(その22):夢

短文を書きました。小説の一項になるにはどうすればよいかアドバイスをください。

「君は人を繋ぐハブの人だと思うので、そこをビジネス化したら皆喜ぶと思うよー。君に感謝してる人は多いと思うので、みんなが集まって君を中心としたプロジェクトできると良いと思う。事業の相談受けたり、人を繋いだりでお金にできないかな。」
「そうだよね。そうなりたいんだけど。誰からも相談が来ないんだ。」
「君は他の人にない才能、知識、経験をもっていて、必ず何かが誰かにヒットするはずだよ。いまの苦労は、これからより良い環境を見つけるための布石だと思うよ。今、フリーになっているわけで、アドバンテージがあると思う。何でもできるんだから。」
「ありがとう」
「今から、サラリーマンにもどれないだろ。もうちょっと頑張ってみなよ。」

ピン!
スマホの通知音が鳴った。
バイトルから新しい求人のお知らせが来ていた。
工事現場の安全誘導員だ。日払いありと書いてある。惹かれる。
さっきのは夢だったのか。
居酒屋、タクシー運転手、引っ越し作業員、荷物配達、誘導員、介護、イベントスタッフ、コンビニ店員、季節によってはクリスマスケーキ制作。。。
仕事はいっぱいある。
より好みしなければ仕事はある。
もちろん、体を使う仕事が多いので、楽ではない。
いや、何を楽で何を苦と考えるかも人それぞれだ。
今や、合コン気分で居酒屋のバイトに行き、健康づくりのために自転車で弁当配達をすると聞いたことがある。

優しいことを言ってくれる人は、夢の中のこと。
これは、私の願望なのか。
夢の中は心地よい。


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柴田英寿
読んでいただけると嬉しいです。日本が元気になる記事を書いていきます。