2016沖縄、元気なおじー、おばー視察まとめ

◇北中城村中城 花咲じじいの会
・老人会とは独立(メンバはかぶる)。
・道路脇にランを植えたり、週末美術展を開催している。
・沖縄県立美術大学から10年で100点の寄贈がある。
・ムーンライトコンサートをやっている(年1回15回開催)。
・だいたい毎日活動していて、昼には奥さんが差し入れをしれることもある。
・掃除は女の人がやるという考えもあるが、沖縄は暑いので女性には大変。
・メンバ21人。
・発起人が58歳の時、定年後にやることを作るために始めた
・助成金、月5万円、県道の管理費月5万円。足りないときは補助金の申請を考える。

◇N高校
・ドワンゴに、創設者が提案して資金を出してもらった。
(ドワンゴはニコニコ動画を提供する会社)
・創設者は30年以上教育に携わり、ITは素人だが
 新しい教育が出来ると思って挑戦中。
・通信教育。
・普段は生徒はいない
・現在1500名が全国から受講中。
・スポーツ選手、音楽家、芸能人志望、不登校などの子供がくる
・高校に行けなかった人も来ている。
・沖縄の伊計という那覇から2時間くらいのところにある
 廃小学校(たてものは新しい)をリニューアルして通信教育の拠点にしている。
・サトウキビ畑の中にある新しい校舎で、屋上からは海を望む。
・教師は、東京、大阪などから若い教師が住み込んでいる
・通信教育の場合一人の教師が150名担当できる。
・学費は公的支援をもらうと、3年間で30万円ほど
・受験を目的とする生徒には代々木ゼミナールが講義を提供する
・生徒は年に何回か、現地に5日間の滞在ができる(滞在費用は別途と思われる)
・学校経営上足りない資金は、カドカワドワンゴ社の寄付で賄う。

◇国頭村(くにかみそん)与那
・地域の高齢者が家庭菜園規模の農業をしながら元気に暮らしている
・高齢者が庭を飾るなどして、地域が美しい。
・子供たちに地域に残ってもらえるように、昔からの習わしなどを
 伝えている。
・公民館には宿泊施設を設けた。
・共同店という小さなスーパーがあり、地域の人は現金を払わなくても
 記帳すればモノを変える。年金支払い日などに清算する。

◇笑味の店
・国頭村にある自然食を中心とした食堂。
・100歳のシークワーサーを育てるおじいちゃん、
・98歳の長寿草を育てるおばあちゃん
・88歳の島豆腐をつくるおばあちゃん、
・88歳の今でも車を運転し料理も手伝ってくれるおばあちゃんがいる。
・100歳のおじいちゃんは誕生日が来たため、運転免許を更新する。
・食堂の料理は、極力、近所でとれる野菜を使っている。
・世界規模のウーハーという自然食系の団体に登録されていて、
 海外から仕事を学びに学生などがくる
・歩くのがとてもゆっくりなおじいちゃん、おばあちゃんが、
 最後、バスまで見送りに来てくれて太鼓をたたいて送ってくれた。
 とても感動した。

◇佐喜眞装具
・ひざ、腰など補助具を製作
・創業者の36年のノウハウ
・変形性膝関節炎の人の歩行負担を軽減する
・スポーツ選手のケガにも対応
・米軍の返還された基地あとに、10年後に50人の
 雇用を見込んで施設を建設。
・慶応大学松本秀男教授(スポーツ医学)と連携。
・ひざの場合、1つ6万5千円で保険適用もある。


いいなと思ったら応援しよう!

柴田英寿
読んでいただけると嬉しいです。日本が元気になる記事を書いていきます。