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AI9歩目-Dify

生成AIなんでもござい

 Difyというツールがある。ChatGPTやGeminiやClaudeや有名な生成AIをDifyの中で使うことができる。URLでシェアして使うには有料版が必要だが、自分のパソコンで使うだけなら無料で使える。
 Geminiは無料で使えるサービスもあるので、私はGeminiを使うことが多い。私にとってはDifyも無料で使えるところが魅力だ。
 無料で使うには、Githubからダウンロードして、Dockerというパソコンに仮想領域をつくるツールもインストールしなくてはならない。Git Clone Https://github.com/langgenius/dify.git とか、docker compose up -d とかコマンドも打たなくてはならない。比較的簡単だとは思うが、私は何カ所か躓いて、準備するだけで1、2時間かかった。Githubの世界はLinux中心なので、私のようなWindowsしかわからない人は、ちょっとしたコマンドの使い方でつまずいてしまう。私が参考にしたのはこのページ https://paper.path-finder.jp/post/%5Bpost%5D101-Dify.txt
 ネットで調べて、エラーを解消すると、確かに簡単に動く。Dockerという仮想領域ツールを起動していないと動かないと書いてあるのに、起動せずにDifyを使おうとしてエラーが出るというようなおバカな操作ミスをやってしまうのだ。
 基本的にできることは、生成AIと同じだが、自分でファイルを読み込ませて、そのファイルを中心に回答を組み立ててくれる設定を使える。このやり方もNotebookLMというGoogleの無料サービスで使えるのだが、自分のパソコンで動いているというところがちょっと気持ちよい。
 私の場合、昔、書いた本の原稿を読み込ませて、チャットで質問を送ると、本の内容 ”のような” 回答が得られる実験をしてみた。たしかに本の内容に沿って回答されていた。。
 これだけでは面白くないのでDifyの使い方をネットで調べたら、世の中大したものだというネタにいくつも出会った。

Difyにできること

 ネットで探すとAI Walkerさんが「Difyでできること・活用事例15選をまとめて紹介!」というまとめを出していた。いくつか見てみてびっくりした。
 スライドの自動生成アプリ というのがあって、みてみると、ネット記事のURLを入れると、Googleスライドでスライドを作ってくれるものだった。生成AIが得意とする要約を、(ビジネス界隈の)人間が見慣れているプレゼンソフトのフィーマットにまとめてくれるのだ。ミソは、GoogleアプリのコードGAS(GoogleAppScript)を使っていることのようだった。
 ここからつながって、村田悠典 | 医学論文-AI要約動画オムニサイト MVidEra | PubMed AI  っていうのもすごいと思った。医学論文の検索ツールはいろいろあるが、精度が良くなかったらしい。この村田さんはMRを10年やっていて、AI業界に転じたようだ。医学論文の検索が格段にやりやすくなるということだ。そういうことをDifyなら簡単に作れるという話になっている。もとのXのポストはこちら https://x.com/yusuke_m_MU/status/1787167672805007529
 つながりのつながりで、PDFの読み上げをキャラクターがやってくれるNolangというサービスもあって、面白かった。東大の松尾研の関係者がやっているようで。すごそうオーラが出ていた。これは余談。
村田さんのポストには「アイデアさえあれば、毎月MVP10個とかローンチできそう」という一文、Difyが役に立つように書いてある。
 そうこうしているうちにyoutubeに気を取られた。Geminiの方で、しかも有料版の話中心だが、【そんな使い方あったの?】Google Geminiすごい使い方10選【完全保存版】 https://www.youtube.com/watch?v=9zRGSfTQaAg
 youtubeを見ていたら、見逃さないで!デスクトップ版Power AutomateにAIがやってくる! というののもあって、流れで見てしまった。結論は、RPAはまだAIでは完結できずに、人の修正を入れなくてはならないところもあるようであった。 https://www.youtube.com/watch?v=m13Ol562GDY

AIすごいかも

 久しぶりにAIのトレンドを見てみたら、ブロガーやYoutuberが大レッドオーシャンでやっていて、これから(すでに)すごいことになってくるなーという印象。今日の話の初めに出ていたように、あたしのようなお金を掛けられない人種でも、いろいろ試せる時代になっているのは、恐ろしいことだと思う。もっともっと、AIはカオスになっていくのだろう。
 





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柴田英寿
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