かほめぐ結婚合同について(かほめぐ♡まりあ~じゅ編)
こんにちは、海老乃ころもです。
私が主催し、2024年9月8日に頒布された
「かほめぐ♡まりあ~じゅ」
の話をしたいと思います。
「かほめぐ至上主義!」編はこちら
https://note.com/s_niji_se/n/na8969748befa
───「かほめぐ♡まりあ~じゅ」編──
「かほめぐ至上主義!」に関して、色々な問題や壁がありましたが、それは私自身の技量や知識の問題であり
努力や調査でなんとかするべき事象でした。
しかし、この「かほめぐ結婚合同」こと「かほめぐ♡まりあ~じゅ」は募集する前から問題を孕んでいました。
はじまり
7月~8月序旬
まず、私海老乃ころもは2024年9月8日開催の「僕ラブ43」に
7月の中旬に申し込みました。
この時の自分自身の計画としては、7月~8月頭付近で原稿の外形を固めて、8月中に完成。
作業期間は短めだけどお盆を含むのである程度余裕は生まれそう。
くらいの感覚でした。
そんなゆるやかに考えていた8月初旬に、かほめぐ好きの間でとある話題が生まれます
8月8日
2024/8/8 20:00~くらいのことです
「かほめぐ結婚」の話があがっていました。
なぜかは分かりません。直前になにかあった訳でもありません。
でも、何故か盛り上がっていました。
ハッピー至上主義が成せる技でしょう、私はその謎の雰囲気が大好きです。
ともかく「かほめぐ結婚」の話題が上り、「かほめぐ結婚合同」をやる話が流れました。
参加にノリ気な人がある程度(目測で5~6人)居て、それをまとめた小さめな合同をするのも面白そうと感じたので、やることとしました。
なぜそんな急に決まるのか、ハッピー至上主義が成せる技でしょう。
ただここで、大きな問題点があります。
この時点の日時は8/8です。そして次回開催される僕ラブは9/8です。
約一ヶ月です。
合同の立ち上げ期間としては短すぎます。
前回合同の「かほめぐ至上主義!」が
・2月頭募集開始
・4月末募集終了
・5月頭〆切
・6月中旬頒布
で動いているのを見れば、無謀なことが分かるかと思います。
この時点で前回の募集どころか、締め切りまで貫通しています。
ちなみに、なら次回以降にすればいいじゃない、と思う方もいらっしゃるかと思います。
9月の僕ラブの次は11月の金沢ラブ、その次は1月の僕ラブ(時期が出ていたか記憶が曖昧ですが、まあ前例から大体の時期は予測可能)でした。
8月の熱い世の中を生きる私たちに晩秋や冬まで待てというのは酷な話でした。「ほんと欲張り!」「すっごいわがまま!」
そんなこんなで私はこの『8/8に「かほめぐ結婚合同」を9/8に頒布する』
べく動き始めました。
20:10~
やらなければならない事を考えた時、まず考えるべきは
・参加募集
・表紙
でした。要するに、本としての「外側」と「中身」です。
参加募集は、先述のやりたい人たちが集まって、もしご参加して貰えるような方がいらっしゃれば…という形でよいと考えました。
問題は表紙です。
カラーイラストをお願いするにも、期間が短すぎます。
今が8/8で、9/8の僕ラブに頒布するとなると最低限、どれだけ後ろにしても8月の末には必要です。
まだ何も固まってないのに、その依頼で通すなんて無茶な話です。
めちゃくちゃ泣きついてイラストをお願い出来ました。
ありがとうございました。感謝しています。
一月の僕ラブに出るそうなので勝手に宣伝しておきます。(無許可)
ともかく、なんとか表紙を確定させる事が出来ました。
20:30~
こずぎん配信を見ました。
同人やって原作がおろそかになるのは本末転倒なので欠かせません。
一応、見ながら募集要項だけ纏めていました。
21:00~
募集を始めました。
20:30から募集要項をまとめ始めてたのに早いかと思われるかもですが
フォーマット自体は「かほめぐ至上主義!」と殆ど一緒なため
差異をまとめて修正するだけでした。
5人集まればいいかなと思っていた当企画ですが最初に10名、最終的に20名近くの方に参加して頂きました。フットワークが軽い。ありがとうございました。
ですが、前回の合同同様事件が起こります。
事件
8月15日
募集から1週間経ち、あとは原稿を気合で仕上げるだけ……。
といった時に事件は起きました。
8/10に出された配信のスケジュール表です。
見て貰えたら分かる通り、8/15は全員での配信です。
この計画表を見て、「かほとめぐは沢山出てる、流石配信好き」「夏色えがおがデカすぎる」などの話題を流して過ごしていました
ですが、実際にお出しされたサムネイルがこれでした。
なんかキレてる
不意打ちかほめぐラジオです。聞いていません。
詳しい内容は割愛するのですが、当合同は小説参加が多い中で、呼称に関する話題が出ました
(特に「結婚」合同は未来にフィーチャーすることが多いため、呼称をある程度自分で設定することも出来ます)
そういう意味で後で原稿を見せて貰った後でも「この配信の影響…あるかも」って思う出来事でした。
8月21日
ここで私はあることを考えます。
「デザイン自分でやって大丈夫……?」
元々文字入れ等は時間が無さすぎるのと、デザイン関係の依頼は前回相当先まで埋まっていたことから自分でやる予定でした。
(4月時点で、6月〆切の予定は殆ど取れなかった)
しかし、この辺りで表紙のラフを頂いた(早すぎる)のですが、その綺麗なイラストを見て思いました。
「自分がやって大丈夫?」と。
最初から思えよと言えばそれまでですが、幸い直前ではありません。〆切まで10日くらいあります。
デザインの出来る個人の方にお願いしたところ、
「イラストや情報のスムーズなやり取りが出来ないと厳しくなりますが」(あたりまえ)
との事でしたが、なんと引き受けて下さいました。
ですが、問題はここからです。
デザインをお願いする際に必要なのは大きく分けて三つです。
①イラスト
②文字情報
③雰囲気
①はラフを頂いていたのでそれを元にするなどすれば、おそらく大丈夫だと思いました。
③雰囲気も「結婚」合同であることは決まっているので、ある程度固まっていました。
問題は②です。入れる文字が決まってない事には文字を入れて貰えません。そんな中、一番大切な文字情報が決まっていませんでした。なんだと思いますか?
タイトルです。
文字を自分で入れるつもりだったのが、人に渡す必要が出来て急に必要になったんですね。
これはなんと、この日にたまたまかほめぐ界で作業通話があったので、そこで色々な人に泣きついて案を出してもらいました。(明日必要って言ったら「明日!?」ってめちゃくちゃ言われました)
そうして決まったのが
『かほめぐ♡まりあ~じゅ』
ということなのです。
紆余曲折ありましたが、ピッタリな名前だと個人的には思っています。
8月31日
〆切です。
自分が最初から「ヤバい!」って言っていたせいか、皆さん早めに出して頂けたかと思います。
そもそも最初のスタートラインが常識的ではないので、そんな中全員キチンと収録出来たのが凄い事かと思っています。何故か合計が160pを超えていました。
9月3日
入稿日です。
8/31に原稿受け取って、表紙デザインは9/1あたりに受け取りました。
そして9/3に入稿するのスピード感じますね。
1から作ってたら間に合わないので、原稿を受け取り、事前に聞いていた情報を基に並び順などの構成を決めた上で、揃った時点でその通りに組み込みました。
大丈夫この人?
紆余曲折ありましたが、入稿に成功しました。
様々な方にご迷惑をおかけしましたが、当初の本を完成させる目標は達成出来ました。
ありがとうございました。
【反省点】
■時間が短い
ハナから分かっていたことですが、時間がない。
デザイン云々はもう少し早く動けたかと思います。
■ミスをした
お名前を目次でミスしました。
寛容な方でお許し頂けましたが、時間が無いなら無いなりにダブルチェックを誰かに投げるべきだったかと思います。
【よかった点】
■完成した
個人誌でもすこし難しいスケジュール感でしたが、皆さんのおかげで通せました。
喉元過ぎればなんとやら、と言いますが、本が出てしまえば楽しかったと思えるのではないでしょうか。私は思えます。
■160p超ある
超短期間なのに何故か本が分厚いです、どういうことなんでしょう。
■変わった合同が出来た
やっぱり、強いコンセプトが出来るのが同人の面白さだと思うので、それが出来たのが良かったと思います。
【最後に】
かほめぐ結婚合同「かほめぐ♡まりあ~じゅ」
について、年の瀬ということで思い出しながらまとめてみました。
色々な事があった合同ですが、皆さんのご協力で形になりました。
ありがとうございます。
明るく、楽しい事が好きな皆さんが好きです。
合同にて収録された原稿は全て、公開可となっております。
以下リンクを貼りますので、是非ご覧になってください。
もし三回目がありましたら、お力添え頂けたら嬉しいです。