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【ラブカ】ランジュ構築の構築意図と採用カードについて
はじめに
こんにちは、海老乃ころもです。
こちらではラブライブカードゲームにおける「ランジュ構築」について自分が使用した上での事柄を書き連ねていこうかと思います。
なぜ『ランジュ』が強いのか、どのように『ランジュ』デッキが組まれているのか。
それらを理解することで今後のデッキ構築の参考になるかと思います。
個人の備忘録を兼ねていますので、参考程度にご覧ください。
『ランジュ構築』とは
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ここにおける『ランジュ』構築とは
15コストのランジュを使用した
『ランジュ&千砂都』構築と
『ランジュ&みらぱ』構築を指します
以下サンプルリストです。(個人のものなので参考程度に)
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構築のはじまり
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まず『ランジュ構築』は『Eutopia』を採用する、ところから構築が始まっています。
まず、この『Eutopia』が採用される経緯を見ていきましょう。
『ラブライブカードゲーム』におけるメイン妨害方法は「点数の高いライブを成功させる」です。
勝利を決定する為には、高い点数のライブが必要不可欠です。
当然、多くのハートを要求する重量級のライブを成功させる事が出来れば、相手に点数を取られず、自らも勝利に近づく事が出来ます。
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初弾環境における点数が高く、重いライブカードはこの4枚+最大6点の『Solitude Rain』です。
これら5枚はそれぞれ、条件を満たすと6点以上になれる効果を持ちます。
『Sing!Shine!Smile!』は過剰なエネルギー(12エネルギー)。
『AWOKE』は10本超(15本程度)のブレード。
『Solitude Rain』は難易度の高い盤面形成(盤面にハート6色)。
『Butterfly』は2エネルギー。
をそれぞれ要求します。
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そんな中、『Eutopia』の要求は「ライブ3枚」です。
このゲームは当然、後半になるにつれて高い点数のライブを行う為、複数枚のライブを成功させる事が目標となっていきます。
つまり、通常のゲームプラン通りに進行すれば『ライブを3枚成功させる』へ自然と向っているはずなのです。
『Eutopia』は自然なゲームプランの中で効果を発動させる事が出来る。
それも、6点ではなく7点。
これが、『Eutopia』の強みです。
『ランジュ構築』の分岐
「『Eutopia』が強い」とした上で、残りのメンバー、ライブを決定する必要があります。
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15ランジュは『Eutopia』とデザイナーズコンボが組まれており、
条件達成時にハートとブレード合わせて14個も得る事が出来ます。
ライブを3つ同時に行う関係上、手札に3枚のライブと多数のハートが必要であり、それらを全て賄ってくれます。
盤面の終着点として申し分ない性能をしており、15ランジュで『Eutopia』の3枚ライブを成功させるのがデッキの勝ち筋と言えるでしょう。
続いて、『Eutopia』と共に『3枚ライブ成功』をするための低コストライブカードを採用する必要があります。
『Eutopia』はハートを12個要求する最重量ライブであり、横に並ぶライブは軽いものである必要があります。
『Eutopia』+1コスト+1コストのライブであってもそれなりの盤面を必要とするため、1コストのライブの採用は不可欠です。
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これらの1コストライブの中で1ターン目に成功出来るのは
「Poppin' Up!」
「アイデンティティ」
「WE WILL!!」
になります
(Dream Believers等4ハートライブも2コストを2体出すことで成功出来るが現実的ではない)
このうち、ランジュの桃色以外の赤、紫を要求する「WE WILL!!」はハートの関係で構築の縛りが厳しいです。
現実的に採用可能な
「Poppin' Up!」
「アイデンティティ」
のいずれかを選択するかで『Eutopia』構築の分岐が行われると考えます。
ここから、各構築に分岐した後の採用カードを見ていきます。
『ランジュ+みらぱ』構築
ライブカードとして「アイデンティティ」「ド!ド!ド!」を採用した場合、通称『桃染め』です
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この構築の強みはズバリ、『安定感』です。
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4安養寺姫芽はブレードハートを持った手札交換持ちで、
「みらくらぱーく」のカードであればいいので、ライブカード「アイデンティティ」「ド!ド!ド!」を探す事が出来ます。
ゲームエンド時にライブカードを3枚必要とする「Eutopia」において、これは頼もしい効果です。
9大沢瑠璃乃も最大3枚の手札交換であり、ブレードとハートの数も「ド!ド!ド!」を成功させるために十分な個数持ったカードです。
このゲームはライブフェイズにルールで3枚手札交換が出来るため、効果としての手札交換はあまり優先度が高くありません。
しかし、これらのみらぱカードはバニラからあまりスペックを落とさないまま効果を持っており、盤面を維持したまま『Eutopia』のためのライブカードを集める事が出来ます。
これらの手札交換カードによるゲームメイクのしやすさが、『桃染め』型の強みです。
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サンプルデッキでは現状存在するピンクのブレードハートを持つカード8種を全て4枚採用しています。
「アイデンティティ」の1ターン目成功には桃色のブレードハートを持つカードを多数採用する必要があります。
この8種類+ライブ3種の11種の最大でも44枚をめくらないと1ターン目にライブが成功しない。このライブ成功率を維持するとなると「ランジュ&みらぱ」型はこの44枚に構築が縛られる事になります。
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13歩夢はその効果で『Eutopia』しか拾うことが出来ずメインプランとして使用するには安定感に欠けますが、
・ピンクのブレードハートのかさまし要因
・どうしても『Eutopia』を引く必要がある
などの用途で使用されます
(この13歩夢を強く使えるかが後述の『ランジュ&千砂都』との差になります)
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11慈も手札を増やすことの出来るカードでエネルギーを増やす『ド!ド!ド!』と合わせて強力な場面もありますが(エネルギーと手札が増えると色々出来て強い)
ブレードハートを持たないため、調整も考えられます。
(現状手札を維持出来る15ランジュへの中継として強いので採用)
『ランジュ&千砂都』構築
『ランジュ&千砂都』銘打っていますが正確には
・『みらぱを採用しない』
・『13歩夢を強く使いたい』
を選択した結果、この構築に至ると考えています。
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「みらぱ」を採用した場合ライブカードは桃色染めとなり、また、11慈がブレードハートを持たないため、他のブレードハートを持たないカードは採用が難しいです。
例えば『ランジュ&千砂都』に採用される10千砂都は桃色ハートを持たないため、みらぱのライブ成功に寄与出来ません。
また、「みらぱ」の9瑠璃乃や4安養寺姫芽は当然ながらバニラよりハートやブレードの面で劣り、手札さえ整える事が出来ていればバニラたちの方が盤面としては強いです。
(詳しく言うと9瑠璃乃は採用可能だが、4姫芽は初動で1コスライブが成功出来ない、みらくらぱーくが相当数必要と採用困難)
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『Poppin' Up!』は『アイデンティティ』と異なり、黄色ハート1つしか要求しないので、黄色ハートを持つバニラならめくれるカードがハートを持ってさえいれば成功します。
(アイデンティティは桃色2個が必要なため、ブレードで桃色がめくれる必要あり)
この1ターン目のライブ成功率や「ブレードハート桃色以外のカードの採用が出来る」、点も『ランジュ&千砂都』の優位点となります。
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「みらぱ」での手札交換を不要と考え、10千砂都を採用した場合、中盤域でのライブ点数の向上が見込めます。
『Eutopia』デッキはその構造上、他のライブカードを1、2点の低コストにする必要があり、スコアの底上げは序盤の頓死を防ぐ可能性があります。
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また、ライブカードを全て虹ヶ咲にすることで13歩夢を強く使えます。
ブレードを付与する効果も、『みらぱ』採用と比べて強く使用でき、『ランジュ&千砂都』における歩夢はサブフィニッシャーとして組み込める強さをしています。
まとめ
・『Eutopia』を活かすため、『アイデンティティ』『Poppin' Up!』の採用を選ぶ
・『アイデンティティ』ならみらぱ、『Poppin' Up!』ならその他のカードから採用を考える
余談ですが、今現在私は『ランジュ+みらぱ』が強いと考えています。
ただ、現状みらぱ構築には自由枠が少なく、自由枠の多い『ランジュ&千砂都』の研究が進めばより強いデッキがまだ出来る余地があると考えています。
ここまで読んで頂き幸いです。
よきラブカライフの一助となれば幸いです。
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