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娘とブリトー作り

今日までGWの連休でお休みしている娘。といってももう一月近くリモートワークでずっと家にいる。

今日は私も公休なのでお昼ごはん何にする?という話になった。

「ブリトー焼く?」

提案したのは娘。完熟ですぐにでも使ってしまいたいアボガドが一つ、冷蔵庫の中で転がっているから、ということで早速作り始めた。

私はブリトーなるものは作ったことがない。何だったっけ?ピザみたいなやつだっけ、春巻きみたいなやつだっけ?どうやって作るの?

とにかく簡単だから見てろと言われ、キッチンに並んで立つ。

まずは完熟アボガドにニンニクのすり下ろしを少々。塩ひとつまみ、オリーブオイル少々、まぜまぜ。これでアボガドディップ完成。

生地作りはボウルに小麦粉と水を同量(一人分で大さじ4ずつ)塩ひとつまみ、オリーブオイル少々、まぜまぜ。

あとはベーコンととろけるチーズを用意。

①温めたフライパンに生地を広げる。油は引かない。

②真ん中に縦にベーコンを乗せる。その上にアボガドディップ、チーズを乗せる。

③蓋をして火を通し、生地に少し焦げ目が付いたらフライ返しでクルッと巻いてまた蓋をしてしばらく。

できた。簡単すぎてびっくり。

美味しいコーヒーを入れてフォークとナイフでゆっくり食べる。生地は薄目にするのがいいみたい。モチモチしている。ニンニクのきいたしっかり目の味で大満足。あ~~、白ワインが飲みたい!

娘が言うには、このコロナ事情で家族全員が家にいることにより食費がバク上がりするのを少しでも抑えようと、安い材料で手作りすることを推奨するレシピがネット上でたくさん検索できるらしく。だからスーパーで小麦粉や片栗粉や砂糖やベーキングパウダーなどが品薄になるわけですね。みんな工夫して色々と手作りしているのだな…。

元々娘はお菓子作りも得意で、料理のレシピもネットで新しいものをどんどん取り入れる。私のテキトーな昔ながらのご飯作りとは一線を画すモノを色々と教えてくれる。新しいことは娘から教わることが多いので、そういうときは完全に生徒になって素直に教えを乞う。料理だけではなく、ネットやPC関係のことなど全てそうだ。いつのまにか親子の役割が逆転することが多くなった。寂しいような頼もしいような。こうして年を取っていくんだな。

娘に教わったブリトーを頂きながら、何とも言えない心境になった。でもこんなに美味しいから満足だ。

そうだ。今度実家に帰ったら母と一緒にブリトーを焼こう。娘から母へ、母から祖母へ「逆秘伝」の味。好奇心旺盛で新しいもの好きの母はきっと喜んでくれるだろう。

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