特別な文字
タカーシーさん、パートナーさんとの“リアル交換日記”いいですねぇ!
うらやましいぞ!!万年筆で書くんですね。それもまた趣があって良きですねぇ。
私も万年筆で交換日記を書いていました。中学時代のことです。
近所に住む同い年の親友と、確か小学校5、6年生から中学3年生まで、4、5年毎日続けていた交換日記。その頃ちょうど万年筆が流行っていたんです。プラスティックの丸っこいやつで白やピンクやブルーなど、ポップでかわいいデザインの万年筆。それを買って、ずっと使っていました。
万年筆で書くとテンション上がりますよね。そう、“書くこと”自体を楽しんでいました。どんな字体で書くかにもこだわって。思春期って、なんでも自分の中での流行り(マイブーム)みたいなものを作って楽しむじゃないですか。字体だってその一つで、丸っこい字を自分でデザインするかのように色々試しながら書いていたのを思い出します。
あれは確か5年生の算数の授業中、先生に当てられ、前に出て問題の解答を書いたんですが、その答えが『9』だったんです。私はマイブーム中の丸っこい数字の9を書いたら、先生に「なんだこの風船は???答えは風船か?」と言われてみんなに爆笑されました。
まん丸い円を書いて、真っ直ぐ下に一本の線を伸ばすと、当時の私のマイブームの『9』になるのですが、その絵面が到底数字には見えなくて、先生に嫌味を言われたという苦い思い出です。てか、黒板に書いたその“風船“がやたらとデカくて可笑しくて、自分でも爆笑していましたが。
箸が転んでも可笑しい時代の、おバカな思い出です。
タカーシーさんはご自分の字を“汚い“と日記に書かれていましたが、きっと味わい深い良い字なんだろうなと想像します。万年筆で書くというだけで、そこにはちょっと特別な思いが加わりますよね。私はそうでした。ボールペンでは込められない、ちょっと丁寧で特別な思い。そうして書かれた文字は、綺麗でなくても全然よくて、むしろ味わい深さやその人の持つ心の厚みや温度までが漂う。
それは相手に自分の気持ちを“伝えたい”という願いと希望が込められるからなんじゃないかと思います。毎日パートナーさんと交換する日記には、たくさんの想いや愛情が溢れていることでしょうね。素敵です!
ところで、話が全く変わって恐縮なのですが、このところ体の調子がとても良いんです。何が良いって、ずっと長く患っていた睡眠障害が改善されつつあります。
眠れなくなった原因はいくつかあるのですが、あまりその原因を追求せず、ただ単に薬を使って“眠れるようにする”ことで睡眠時間を確保することによって、まず日中ずっと引きずっていた“眠気”がなくなり ました。それは睡眠時間の確保と共に睡眠の質が良くなったからで、“深く眠れる”ようになったからだと思います。
以前は2時間(ひどい時は1時間ごと)に目が覚めていました。浅い眠りだったんですね。それが今ではうまくいけば5時間から5時間半、ノンストップで眠れるようになりました。目覚めはスッキリです。あぁよく寝た!と実感するような、充実感さえ感じます。同じ時間でも、その質は全然違う気がします。そうすると、日中の眠気もなく、ひいては疲れを引き摺らないことに気がつきました。疲れにくく、引き摺らない。これは本当に体が楽です。昔はこうだったんだよなと久しぶりにその感覚を思い出しました。
先日、更年期外来に行った時に良いと聞いた、亜鉛のサプリメントも効いているような気がします。前回採取した血液検査の結果は今週の木曜日の再診で聞く予定ですが、このまま徐々に更年期が抜けていけば以前のような元気が戻ってくると思うと本当に嬉しいし、期待します。
まずは心と身体の健康。その上での人生の楽しみ。これは年を取るごとに実感します。
原因がわからない不遇な病に見舞われたり、アクシデントや不可抗力によるストレスに晒されたりする場合は本当にお気の毒としか申し上げようがありませんが、もし自分でコントロールできることがあるなら、なるべく健康を目指して工夫できることをしていければいいなと思います。無理のない範囲でね。
そういった意味でも、パートナーさんとの万年筆交換日記は、メンタル的にもきっとたくさんのいい影響に恵まれることと思います。よかったですね。心とからだは常に繋がり、影響し合いますからね。
夏が苦手でこのところの酷い酷暑に相当ダメージを受けている私ですが、それでも少しずつ身体の調子が良くなっていってることが救いです。
お互いに夏バテしないように気をつけましょうね。
それではまた。
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