バージョンアップしよ✨
夏休みが明けたと同時に少しだけ新しくなった職場で気持ちよく過ごしています。
入口付近にあった目隠し的なものが撤去され、日中は外からの自然光がたくさん入るようになり、店の中が明るくなりました。
日が暮れて外が暗くなると、今度は反対に外から店の中がよく見えるようになりました。
閉店後の店内は夜の12時まで一部分をライトアップするようタイマーがセットしてあり、通りを歩く人にアピールできるようになりました。
店の一番奥にはテーブルがあって、お客様に座ってお茶をご提供したり、歓談できるようになっているのですが、うまい具合にそこまで奥は見えなくなっています。
微妙なことですが、女性心理として店の中にいてあまりにも外から丸見えでは落ち着かない。かといって外から中の様子が全く分からない店には警戒心が働いて気軽には入りにくい。
それでも、コロナ以降ただでさえ来店数が減り、売り上げが以前のように戻らないので、なんとか新規客獲得のために少しでも明るく入りやすい店を目指しての、苦肉の策のリニューアルでした。
しかしこう暑いと日中はなかなかお客が入ってきません。というか、誰も歩いてない。仕方がないと言えばそれまでですが、住宅街の路面店は本当に厳しい日々なのです。
この３年でこれまで当たり前だったことがことごとくそうでなくなりました。物価ばかりが上昇し、生活は苦しくなる一方。もちろんそうでない方もいるでしょうし、逆に収入が増えた人もいるでしょう。両極になった気がします。
ましてや洋服に対する考え自体がコロナ以前とは大きく異なりました。
「買わなくても暮らせる」ことに多くの人が気がついてしまったのです。あぁ無常。
それよりも断捨離や「○○仕舞い」みたいなことが見直され、持ち物を増やさないことがいい、みたいな思想が世の中の傾向のように感じます。
もっとも、この先こういった考えがずっと続くとも思いません。
人間は流されやすく、変わりやすいのです。
季節が変わり、人々が新鮮な何かを求めようと動き出す時、自分自身もバージョンアップしたくなるのだと思うのです。新しい洋服に袖を通し、心機一転頑張ろうと。そうあって欲しいと思います。
そろそろ店内は秋物が入荷してきます。
今年の秋のファッションはどんなものを新しく取り入れたいですか？
気候も過ごしやすくなり、人と集うことが増える季節ですから、お洒落もしがいがあると思いますよ。
私はどうしようかな？
少しロマンティックな気分を味わいたので、フリルやレース、または動きのあるシルエットなど、優雅な所作が似合うスイートな大人のスタイルを目指したい気分です。さて、どうなりますか。
秋はお洒落が楽しい季節です。
積極的に人と集う機会を作って、自分自身もバージョンアップしていきたいものです。
現場からは以上です。洋服買ってね！
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