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癒しの方法みっけ?

このところ、なんだか疲れているなぁ~…と思うことがある。実際に今もそうだ。一週間前くらいから風邪を引いて頭が痛かったり、飲んでいる薬でぼぅ~っとしていたり、ずっとここのところ冴えない。

そしてなんとなく寂しい。心まで風邪を引いたみたいな感じでいる。これは何か理由があるに違いないと自分自身に問うてみる。それでもこれといって大きな問題が目の前にあるでもなく、普段と変わらない日常を過ごしているのに。何なのだろう?この低空飛行のように凪いだ心は。

こういうときはちよっとしたきっかけで自分の気持ちを上げていこうと、先日noteに書いたばかりだ。美味しいものを食べたり、好きな作家の本を読んだり、爪のお手入れをしてネイルに綺麗な色を乗せたり、何でもいいから好きなことをして自分の機嫌をとろう、と。

でも、なんだかそれでもポッカリ空いている。なんとなく冴えない。ウキウキしない。これは何かしらもっと劇的に大きなきっかけを作ることでしか抜け出せないのではないだろうかと考える。

そしてふと思い付いた。圧倒的に今の私に足りないもの。それはずばり、「人の体温」。手のひらから伝わるような温かさ。思いやりや優しさや愛しさなど、人の思いが込められたぬくもりというやつだ。要するに「愛」ですね。

そう言えば去年の晩秋に男と別れてからというもの、人の温もりに癒されていない。これは大変だ。ある意味そんなことでこのポッカリ空いてる穴が埋まるなら簡単なことではないか。周りをぐるりと見回してみる。癒しはどこだ?どこにある?

早速息子に抱きつく。大体毎日ハグはするのだが、いつものような短い挨拶では足りないのかもしれない。「ちょっとちょっと、いっぱいハグしてくれる?ぎゅ~~ってして❗」と半ば強制的に抱きつく。息子は「ええ~~…めんどくせぇなぁ。」と言いながらも、飼い主を無償の愛で全面的に癒してくれる子犬のようにされるがままだ。「もっと❗ちゃんとぎゅ~~して❗」と羽交い締めにする。

ポカポカと息子の体温が伝わってくる。ほわぁ~~っと温かい。息子が小さいときには抱っこしてこうしてゆらゆらと体を揺らしていると私の肩に頭をコテンと乗っけてすぐにクゥクゥと気持ち良さそうに寝息を立てていた。

人は人の体温と揺らぎで心地よくなる。そして癒されて眠くなってくる。そのまま寝てしまいたい。息子の肩に頭を乗っけて目をつむっていると、本当に寝そうになってきた。

「おおいっ、起きろよ!」と息子に渇を入れられて我に返る。

「うえ~~ん、もうちよっと❗」

「もういいでしょ、オレ忙しいから。」

「ちえっ、けち❗」

それでもひととき人の体温で温められただけで、脳内は幸せホルモンが充満したみたいだ。

これはかなり効果的だと気が付いた。そう言えば最近、マッサージやアロマテラピーなど身体の癒しケアに行っていなかった。そういう「人の手当て」による癒し効果も今みたいな状態の時にはきっと効き目があるのだろう。早速行かなくては。


そして思う。やっぱり猫飼いたいなぁ…。猫はきっとあたしを裏切らないわね…。いや、息子は猫アレルギーだったんだ。猫が側に来るとしくゃみが止まらなくなる。いかんいかん。じゃあ仕方ないからしばらくは息子で我慢するか。当人はいい迷惑だろうけど。

人肌恋しい冬の夕暮れ。それでも今年は暖冬でよかったね。やれやれ、自分の面倒を見るのも楽じゃないわ…(笑)

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