![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131741190/rectangle_large_type_2_87ca4890cdee80519169d67406cd9ff6.png?width=1200)
【nijijourney】--iw コマンドを試してみる
(Akuma.aiの)リアルタイム生成が肌に合いそうにないので、i2iで実験をしてました。
最近、nijijourneyので--iw というコマンドを覚えたので、それの実験です。
--iw はImage Weight。文字通り画像の重み付けですね。こちらをいじりながらどう使えるかなーと考えていきます。
実験
今回は背景での実験。
まず、私がアイビスで描いた雑ラフがこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611209170-0AaDNjtpkN.png?width=1200)
こちらをi2iしていきます。
プロンプトは「図書館、机、窓、本棚」で、--iw だけ数字を変えてます。モデルはnijiのv6です。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611349095-pgtuLdgceo.png?width=1200)
--iw は元絵の雑な筆運びが残る感じになりました。それでもクオリティは高く見えるので絵柄やぼかし度合いによってはこれで十分な気もしますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611352199-G2cFhq7Twj.png?width=1200)
色味が良くなった気がします。あと本も少しだけ描き味が丁寧になりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611355954-361UZTqtQe.png?width=1200)
デフォルトはこの値。ディテールはまだ少ないですが、クオリティがぐっと上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611359808-zoEcNf6JbW.png?width=1200)
あまり参考にしないように指定すると、v5のscenicのような質感になりました。クオリティに文句はないものの、さすがに元絵と構図が変わってるものもありますね。
では、さらにi2iしていくとどうなるのか?
--iw 1.5の右上の画像を用いて試してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708611879884-SVQf4by7pk.png?width=1200)
i2i後がこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1708612583117-xNt7n6Glqa.png?width=1200)
同じ--iw 2でも、先程の手描きラフよりもクオリティがぐっと上がりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708612586715-ah08nvcpnU.png?width=1200)
なぜか太い本があるのが気になりますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1708612590679-pmpta7zEJT.png?width=1200)
本が細くなりました。ここまで来るといつものAI絵クオリティになってきますね。
まとめ
手描きに使うとなるとキャラ絵との相性もあるので具体的にこれが良い、とは言えませんが……意外と短時間で求めてる構図の背景を用意できる気がします。
nijiのi2iはあくまで雰囲気を伝えるものだと思っていたのですが、--iw を使えばより欲しい絵が出せるかもしれませんね。
有用性が高い割にいちいち--iw と打つのはめんどくさいので、ユーザ辞書に登録するのがオススメです。