見出し画像

臨床心理士の先生は、サヨナラ・モンスターを試してみて、「”専門家がみても納得できる正しい知識をもとに製作されています。”」と言いました。自分を更新しよう!温故知新(過去をプラス転換)

臨床心理士の先生は、サヨナラ・モンスターを試してみて、「”専門家がみても納得できる正しい知識をもとに製作されています。”」と言いました。心の専門家の方の目から見ても、よい教材であるとのこと。

全文を読みたい方は、下記記事をご覧ください。

心の問題解決は、その問題を引き起こしている「根の部分」を解いていくことが大切です。そして、あなたの大切な「心」を守ろうとしている「心の中の小さな自分」…。そんな自分と繋がって、その小さな自分を守る親になってあげて下さい。下記の画像のように、あなた、そして心の中の小さな自分、その奥にあなたの「心」が守られるよう、保護してあげて下さい。

画像1

上記の考えを受け入れることが出来ない人たちは、たくさんいます。特に、何らかの組織等に根強く属している人に多いと思います。何らかの組織に根強く属すると、個人の心よりも、組織、又は組織の何かが大切であり、時には、自分の命よりも、その何かを大切にしろと徹底して教育(洗脳)される場合もあります。(それに対して良い悪いの判断をしているわけではない)

そういった人は、サヨナラ・モンスターに向き合うとかなりつらい時期が訪れると思います。自分を大切にすることはよろしくないことだと長年教育を受けてきているのですから、受け入れ難く、反発も生まれるでしょう。

下記は個人的なことを書いているので、読みたくない方は、読まないようにしてください。

僕自身もそうでした(自分に向き合うと苦しかった)。僕は今、何よりもまず、自分を大切にして、自分の親になることが大切だと確信しています。自己犠牲の美徳は不要だと思っています。生まれてから死ぬまで一番身近にいる自分自身を大切に出来ない者に、一体何を大切に出来るのか? 自分を大切にして初めて「心を大切にすること」を知るのですから、自分を大切に出来ない者に他人を大切に出来るわけがないと思っています。誰かを大切にしたいのなら、まず自分を大切にすることが必要なのです。誰かを大切にするために自分を大切にするのです。このことを深く理解出来るようになるのは、自己犠牲の精神を植え付けられてきた人にとってはつらいでしょう。

僕自身も、小さい頃から、「お前の命よりも、宗教の本尊(仏壇の中にある紙)が大事」だと言われて育ち、例え火事になろうとも、殺されようとも、その紙を守れ。戦争になったら真っ先に突っ込んでいけ。など、自分の命よりも何かを大切にしろと、いろいろ言われて育ち、自分の命を惜しむことに関することが全て「命根性が汚いやつだな」などと言われ、僕の心の中には、何時しか、誰かのために、親兄弟のために死にたい。そんな気持ちが肥大化していくようになりました。自分はゴミ屑だと思うようにもなりました。そして、親兄弟のために死ねないのなら生きている価値がない。そして家に強盗や殺人鬼が入ってきて欲しい。そう願っていた時期があります。そこで親兄弟を助けて、僕は死んで、そこで初めて心救われるようなそんな気がしていました。自分の命を投げ出してでも助けたら俺は1人じゃないんだと。そうなる日を夢見ていた時期もあります。自分を大切にするなんて、悪だと思い込んでいました。

そんな心の状態から、、、

下記の考えに、大きく転換されるまで、時間もかかり、とても心が苦しかったです。今日明日にこのような転換に繋がるわけじゃありません。

あなたの大切な「心」を守ろうとしている「心の中の小さな自分」…。そんな自分と繋がって、その小さな自分を守る親になってあげて下さい。下記の画像のように、あなた、そして心の中の小さな自分、その奥にあなたの「心」が守られるよう、保護してあげて下さい。

画像1

言葉で語り尽くせないほどの感情解放、葛藤、気づき、殺意、憎しみ、恨み、恐怖、不安、寂しさ、色々なものがあり、それら全てを1本の線で繋げて、納得を起こす必要がありました。

例えば親への恨みですが、よくも酷い扱いばかりして、騙して、間違った道へと誘導しやがったな。よくも俺の命を紙切れ以下の扱いにして、ゴミのように扱いつづけやがったな。など、色々と思っていたこともあります。だけど、親の立場を幅広く理解出来るようになり、納得が起こり、恨みも消えていきました。今文章で簡単に書いているのですが、文章で表現し切れないほど、大きな変化の過程で、とんでもない心の苦しみなどがありました。

自分を大切にすることを悪だと思い込んでいたところから、自分を大切にする側に移ることは、とても怖く、全てを捨てて1人になる決心がないと無理なことでした。それまでの依存と支配の世界で築かれた機能不全家族が間違っていると気づき(それまではそこが普通のような?感覚だった)、健全な施設での生活、初めて人間扱いされた嬉しさを知り、それからまた時間がかかって、第三者の介入的な関わりと、とあることをきっかけに自分の家庭はおかしいんだと目が覚め出して、そこからイメージとしては、何十人もいるほうに対し、お前らは間違っていると。綺麗事を並べて、美徳の言葉で騙し、本当の意味で大切にしているわけではない。大切にしているつもりで恩を売りつけて支配している。自分や、下の者の命を粗末に扱い、上に献上して、縋り付いて、助けてもらおうと依存している。そして次から次へと下を恐怖支配で縛り上げて群れることで正当化を図っているだけだ! と、

そんな感じで叩きつけて、僕は、自分の気づきを信じ、離れました。それはとても寂しく、悲しい道です。だけどそのお陰で、生まれて初めて心の中の小さな自分の存在に気づき、本当に申し訳なかったと。それまでずっと見捨てていたことに気づき、俺はなんて卑怯者なんだと目が覚め、心の奥にある温かい感情、イメージ、心の中の小さな自分、それを守ろうと思えるようになりました。そこで、自分と繋がった感じがしました。心の中の小さな自分が自分を信じてくれた、顔を上げてくれたような。俺は、2度と裏切らない。見捨てない。自分に対してそう思うようになることで、それまでずっと子供の頃から抱えていた死への恐怖が弱くなりました。死んでも俺は自分を絶対に見捨てない。その確信が、死への恐怖への解釈、捉え方に変化を及ぼしたのです。それまでは1人で暗闇に落ちていくイメージだったのですが、どれだけ暗闇に落ちても、自分の力でそこに灯を照らせるようなそんなイメージです。

色々な心の変化があり、今、それでよかったと、自然なまま受け入れることが出来るようになってきました。良い経験をしたと。貴重な経験だったなと。血の繋がった親から、自分の命を大切にするなと育てられた人のほうが少ないと思いますので、貴重な経験です。そしてその親もまた、戦争を経験した親から同じように育てられて自分を大切にすることが悪だと思い続けて、それを信じて生きていたのです。ある意味、親思いで、純粋な親だったのです。親は、気づくのが遅い部分もあったかもしれないけど、僕が変化してから、親に大切だと思うことを何年も伝え続けたことで、親も過去より自分を大切に出来るようになってきたので、結果、良い方へ向かい出したので、これでよかったと思えるようになりました。

親自身は、自分で働いた給料で自分の服を買うことにさえ罪悪感を抱いているほどでした。だから、詐欺師が親に近寄っていたのです。昔、親が、詐欺師の腐れた暴力団に組織ぐるみで騙されて借金を背負って、逮捕されたのも、親自身の弱さ(自分を大切に出来ず、強い承認欲求から大きなことをしようと実力以上のことに手を出そとするから賢い者に騙されたのです)。賢い悪人は、承認欲求に飢えている者を探し社長の椅子に座らせて悪事を働かせ、搾取し、奪うだけ奪って最後は自殺に見せかけて罪を全て背負わせて消す場合もあるとのこと(昭和はこのやり方が多かったと言う)。

承認欲求に飢えて大きなことをしないと認めてもらえないと思っていた親は、18歳で家を飛び出したとのことで、聞けば、今でいう虐待の家です。そこにいることが辛いから2度と帰らない覚悟で家を出たそうです。ですから、大変な中、生きてきたので、色々な問題が起こり出して当然です。子供に八つ当たりすることもあるでしょう。僕を紙切れ以下の扱いをしたことも、その時の親はそれが大事だと信じていたのです。全てが納得出来ているので、僕は親への恨みは消えました。親も大変だった。そんな中、親なりに育ててくれたのだと、区別をして感謝の気持ちを持つようにもなりました。

過去を正しく処理しました。過去を正しく過去にしたのです。

そして、過去から新しい発見をしました。温故知新という、古きを温ねて新しきを知るという諺がありますが、温故知新を、自分の過去に施せば良いのです。そして、解釈、視点、色々なことが反転していき、新しい解釈や視点が手に入り、両方を知ることで心の成長に繋がったので、そのことを「サヨナラ・モンスター」の付属ツールで表しています。これまでのマイナス、それも大切にしつつ、今度はプラス転換していけばいいのです。それが出来たら、過去に対し、肯定的な意味づけが出来る日が来ると思います。肯定的な意味づけが、心を軽くしてくれます。

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder=心的外傷後ストレス障害)
PTSG(PTG)(Post Traumatic Stress Growth=心的外傷後ストレス成長)

心の傷は、、、PTGに繋げていきましょう!

こうして、自分で自分を「更新」するのです。更新しないと、ずっと苦しいまま、何も変わりません。人は、更新し続けて生きる必要があります。心の新陳代謝、とても大切なことです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?