長女流･後輩の愛し方

2024年11月7日 11:45

わたしは後輩が大好きである。4人兄弟の長女だから、きっと細胞レベルでお姉さんぶりたいんだろう。どんな分野でも''後輩''というだけでとりあえず無条件で愛すことができる体質だ。しかも私の場合、その愛は、仕事ができるとかできないとか、甘えてくるとかこないとかはあまり関係ないからちょっと面白い。

仕事できる子に対しては、えらい！こんなこともしてくれたの！？と驚かされるし頼もしいし愛を持つ。だけど私は仕事できない子も超大好きだ。作業しなさすぎて他の先輩方に煙たがられている子なんかを見つけたらもう最高だ。その理由はまさに私が過去そうだったからである（名古屋時代の超初期の話だ）。''いや、ほんとわかる〜！そんな教え方じゃやる気出ないし何やればいいかわかんないよね〜！''なんて、心の中で深く共感しちゃう。女の先輩ってやつは''あの子は全然仕事しない/使えない''と裏で文句を言ってることが多いから厄介だ。直接言えや！だし、何をどうしたらいいかもっとわかりやすく教えてくれや！なのだ。

後輩が仕事をしないのは99％教え方が悪いと私は思っている。いや、ご主人様お嬢様がやっているような難しい仕事は才能や能力由来のものも多いので全くもってその通りではない。けれど、コンカフェでやる程度の仕事をしていない時は、99％教育側が悪い。
そもそも先輩の熱意が無かったり、リカバリーが下手だったり、言葉選びが悪いから、うまく伝わっていないだけなのだ。

だから、そんな子を見つけた時は才能の原石たちよ！と叫びたい。その子と関わっていくうちに、ちょっとずつ動いてくれるようになるのを見るのは、もう人生最高の喜びの1つである。人の成長を見守るのは楽しいし、それに自分が関与できることは本当に生きがいだと思う。

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甘えてくる・こないに対しても同じで「まいるんさーん！尊敬してます！大好きですー！」と寄ってきてくれる後輩はもちろん超かわいいしえーんお姉さん奢っちゃうよ〜！となるけれど、特に先輩に甘えなかったり話しかけてこない子と仲良くなるのもとっても好きだ。それも自分が過去にそうだったからなのだ。

長女だし、昔から身近な歳の近い年上が周りに全くいなかったから、甘え方や好意の伝え方が分からなかった。(※1) でも、私は先輩と仲良くなりたいと心の中では思っていたのだ。そういう昔の私のような子と仲良くなれるとその子にとって唯一無二の先輩になれる。それってなんて素晴らしいことでしょう！！！

そういう子と仲良くなるには先ず先輩側の歩み寄りが第1歩となる。相手から圧倒的な好意を感じないと、どうしたらいいかわからないから歩み寄れないのである。なので、仲良くなりたそうだけど甘え方が分からない系の子は積極的に絡みたいと思っている。「とりあえずにこやかな挨拶の積み重ねからはじめて下さると助かります」by過去の桃辿なのでそれをしている。

どんな後輩も、まずはポテンシャルを信じ、考え方を受け入れ、こちらが先に愛さないといけないのだ。
そう、それは先輩後輩関係なく全人類の話...！

いまとなっては、先輩も後輩も老若男女問わず大好きになることができて、そんな自分がうれしい人生です。

はー！！！
後輩への愛を再確認した。後輩たちと一緒にがんばれるようなことがしたいなぁ。