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アニメは生きる意味になるということ【アイカツ】
アイカツは人生である。
そして、かつて生きる意味そのものであった。
私の場合はアイカツだったけれど、アニメは生きる意味になるのだ。そんな当たり前のことを思い出した。
今日アイカツのMVを久しぶりに見た。理由としてはアイカツファンがBARSMILENに訪れたからである。以前アイカツ映画感想文を、''頭がおかしくなってしまったオタク''として書いたのだけど、その記事きっかけで私のことを知ってくれたらしい。うれしい〜〜〜
そこで、本日のBARSMILENでは、ラスト数十分アイカツMV鑑賞会をすることになったのだ。居合わせた2名はアイカツ未履修なのに長々と布教に付き合わされることになったが、そんな時間もならではのご愛嬌と言ったところか。(本当にありがとう)
初期のカレンダーガール、ダイヤモンドハッピーと言った王道曲から、あかりちゃんのblooming bloomingやひなじゅりが結成した情熱ハラペーニョのPoppin' Bubblesなど多種多様なMVを見る度に色々な思いが溢れてきた。特におすすめ貼っとくね↓
このMVたちを見ながら、アイカツには彼女達の努力と思い出が詰まっているのはもちろんのこと、たくさんの''私の''時間が詰まってることに気がついた。
その昔、毎週アイカツを見るのが楽しみで楽しみで仕方がなかったこと。帰ったらアイカツが録画されていると思ったらどんな日でも足取りが軽かったこと。
友達関係や学校での出来事が上手くいかなかった日も帰ってきてアイカツの録画を何度もみてたら心が安定したこと。特に嫌なことがなかった日はアイカツを見るのがもったいない気がして後日にまわすご褒美作戦もしたこと。いちごちゃんのカリスマ性に憧れ、あかりちゃんの努力に心打たれて勇気を貰ったこと。
アイカツの中でもMVが好きで、好きな曲は50回も100回もみたこと。その結果次にどういうカメラワークをするのか、どういう表情をするのかすら今も覚えていること。親が帰ってこない誰もいない家で1番よくしていたのがアイスを食べながらアイカツを永遠に見る、だったこと。
アイカツ世代よりは多少年が上だったので学校でアイカツの話は出来なかったこと。高専生になり寮生活をしている時もアイカツシリーズを帰ってきては一気見したこと。そしてその時にいちごあかり世代のMVをまた見直して、なんでもない日のダンスに泣いたこと。
そういったたくさんの自分を救ってくれた思い出が、アニメのシーンに、曲に、詰まっているのだ。
悲しい時や上手くいかない時に見たアニメはいつでもこころに残り続ける。それはアニメ自体の魅力に加え、自分が生き長らえてきた時間がリンクして思い出されるからだろう。
たくさんのアニメが出てきている昨今、その全てが本当に素晴らしいものであるけれど、昔私の1番の楽しみだったアイカツは永遠に特別だ。
アニメじゃなくても、アーティストでも歌でも、きっとそういうものに支えられて私たちは生きている。そして、生きていく。
メイド屋さんです。顔はXでわかります。現在毎日23:30から1000文字書くチャレンジ中。読んだ、くらい気楽ににスキしてくれたらうれしいです🫶
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