勝手に10選〜追悼チバユウスケさん オールタイム編〜
(前記)
チバユウスケさんの訃報を目の当たりにした。
べったり常に聴いていた訳でも無いが、浮かない時とか、たまにチバさんの世界観にお邪魔をして、イカしたロックを聴かせて頂いて、随分と自身も足を地に前を向けたものだ。
そんなチバユウスケさんのご冥福をお祈りするとともに、チバさんの歌詞をお借りして、チバユウスケさんの楽曲をストレートに勝手に10選する。
・世界の終わり
by THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ストロークが実に気持ち良いのだ。突き抜けるのだ。
世界の終わりは そこで待ってると
思い出したよに 君は笑い出す
・G.W.D
by THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
骨太ロックの真髄が見える様な曲だ。
がなる われる だれる 声が
がなる われる だれる 聞こえる
がなる われる だれる 風が
がなる われる だれる 聞こえる
・ジェニー
by THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
疾走感、爽快感、快感が融合するとこんなロックになるのだ。
世界の終わりが砕け散る
悲しみ見あたらねえ
七つの荒海制覇しろ
あの娘に会えるまで
・スモーキン・ビリー
by THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ロックンロールにおけるシャウトとは、こういう事なのだ。
ヤニでつぶれてる 喉の奥で
吐き出してたんだ ”愛という憎悪”
・武蔵野エレジー
by THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
ノスタルジックというか、ソフィスティケイトされてない、というか、ブルージーか、スカか。
上手く言葉に出来ない、この世界観に身を委ねるのが気持ちよいのだ。
あいつ今頃ケムリになって
気ままに空をとんでいるのだろう
武蔵野に降る雨にうたえば
さよなら告げる鐘が鳴る
・1000のタンバリン by ROSSO
ダークなカッティングと雰囲気に埋もれると、実に心地よいのだ。
そして見上げれば1000のタンバリンを
打ち鳴らしたような星空
だからベイビー僕はどうしたらいいとか
そんなことなんて知りたくはない
だって見上げれば1000のタンバリンが
・アウトサイダー by ROSSO
これが最高のロックなのだ。
この星にメロディーを
あの子にキスを
君にロックン・ロールを
それだけで生きてけんのは
ちっとも不思議じゃねえよ
・涙がこぼれそう by The Birthday
ミニマムなギターリフと素晴らしいメロディと歌詞さえあれば、こんなに素晴らしいロックになるのだ。
キツネとモグラ キスしてる 横目で見る
純粋って何? 誰か俺に教えてよ
涙がこぼれそう でラブコール あの娘にラブコール
・さよなら最終兵器 by The Birthday
ミニマムでストレートなロック、素晴らしいメロディラインと歌詞、だ。
ヴィーナス タンゴ ステップをやみくもに踏み出せ
ぼんやりだけど未来が見えた気がするんだ
さよなら 最終兵器
・愛でぬりつぶせ by The Birthday
素晴らしい歌詞だ。なんて素晴らしいロックだ。
なぁ パンクス
愚痴ってばっかいねぇで 愛で
愛でぬりつぶせ
(後記)
チバユウスケさんの歌詞に頼りながら、楽曲を勝手に10選した。
悔しい。もっとリアルタイムで、もっと夢中になれたかな、と。
これからも、たまにチバユウスケさんの世界観の中に遊びに行きたい。
日本のロック史に残る素晴らしいロッカー、チバユウスケさんの御冥福をお祈り致します。
読んでくださった方々へ。
ありがとうございました。