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勝手に10選〜カッコいいアルバムジャケットPart.2(邦楽編)〜
(前記)
では早速、イカしたアルバムジャケットのPart.2、邦楽編に移る。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121900646/picture_pc_d19d762f8c777c56d8547e1735787f01.png?width=1200)
1980年に発表されたTHE ROOSTERSのデビューアルバム"THE ROOSTERS"のジャケットだ。
今から40年以上前に、瓦礫にモッズスーツ、このフォントで文字もクールに、トータルのバランス、雰囲気は文句のつけどころがない。
実にクールなのだ。
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1980年に発表されたTH eROCKERSのファーストアルバム"WHO"のジャケットだ。
陣内孝則さん率いる、博多のめんたいビートを担うロッカーズだ。
黄色の背景に対極である紫の文字、しかも縦に配列し、バランスも良くシンプルかつ非常に攻めている。
実にイカしたジャケットなのだ。
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1987年に発表されたRED WARRIORSのセカンドアルバムのジャケットだ。
擬似色であるオレンジと赤を用いて、文字の赤を最大限にして、オレンジを若干薄くする事で実にイカした雰囲気を醸し出している。
モノクロームの三輪車に乗る子供が絶好のスパイスになっている。
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1990年に発表された東京スカパラダイスオーケストラのアルバムだ。
どぎついピンクを背景に対極の鮮やかなグリーンでコントラストは見事だ。
そして、無駄のないアースティックな文字のフォントとバランスが潔すぎる名作だ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121987167/picture_pc_6674f308bcd3ba6c2e96e6f26ca7f71d.png?width=1200)
1993年に発表された小泉今日子さんのアルバム"TRAVEL ROCK"のアルバムジャケットだ。
少しピンクがかかったモノクロームに、小泉さんも実に艶っぽく、名前題目のバランスも実にクールだ。
CDの説明を敢えて大きく下部に置いているのも実に効いている。
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1996年に発表されたX JAPANのアルバム"DAHLIA"のジャケットだ。
YOSHIKIさんのモノクロームの写真自体が既にイカしているが、実にバランス良く雰囲気に合ったフォントで黒っぽい赤の題名、X JAPANのマークが見事にハマって実にカッコいい。
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2001年に発表された藤井フミヤさんのアルバム"CLUB F"のジャケットだ。
このアルバムのコンセプトが、全曲ハウス、ダンスビートだったのだが、見事にジャケットに反映されており、実にイカしたジャケットだ。
配色、バランス、フミヤさんの魅力を凝視した名ジャケットだ。
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2006年に発表された氷室京介さんのアルバム"IN THE MOOD"のジャケットだ。
ジャケットを見ただけで氷室京介さんの瞳の中に生き様、パッションを感じずにはいられない。
ビートの効いたROCKをジャケットから否が応でも伝えられる。
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2006年に発表された浅井健一さんのソロデビューアルバムのジャケットだ。
背景、バイク、ベンジー、文字の配列、全てがイカしていて、見事に浅井健一さんの世界観を凝縮している。
ジャケットからイカしたロックが聴こえる。
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2008年に発表されたThe Birthdayのアルバム"NIGHT ON FOOL"のジャケットだ。
ピンクと黒を基調に無数のキャンドルが火を灯し、メンバー4人がブラックのセットアップで写る。
全体をぼやかす事で、実に暖かくスピリチュアルな雰囲気となり下部の文字でキリっと締めている。
美しく実にクールなジャケットだ。
(後記)
レコードのジャケットを壁に飾る。
立て掛けて、レコードに針を落とし、ジャケットを眺めながら聴く。
そんな時代もあったのだ。
ジャケットのデザインも、そのアーティスト、作品の重要なマテリアルであり、意思表示の手段でもあったのだ。
レコードを買った事が無い人は、プレーヤーがなくとも、1度お気に入りのミュージシャンのレコードを、自分の足でお店に行って1枚手にして頂きたい。
そこに付随する物語の断片と、レコードのジャケットの大きさ、重さも感じとって頂けると嬉しい。
読んでくださった方々へ
ありがとうございました。