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勝手に10選〜イカしたギターリフ編(邦楽編)〜

(前記)

前回ギターリフについて洋楽編を記したが、今回は邦楽編を記す。

ギターリフが曲のシンボルとなったり、ほぼギターリフで曲が成り立つ場合もあり、曲の内容よりもギターリフの方が有名になる事もあるのだ。

日本のロック史には、どの様なイカしたギターリフがあるのか、今回は勝手に10選する。

今回もアーティストにつき1曲とする。


・ファンキーモンキーベイビー

キャロルの楽曲だ。

日本のロック史上におけるギターリフのパイオニアにして、大傑作のギターリフだ。

キャッチーかつ、1度聴いただけで実に気持ちを持っていかれ、疾走感に溢れロックンロールを心から楽しめ、テクニカルな面でも、難し過ぎず、簡単過ぎず、実にクールでイカしたギターリフだ。

始まった瞬間に、これこれ!となる大傑作のギターリフだ。

まだ日本のロックが燻っている時代にこんな素敵な素晴らしいギターリフを生み出した、キャロルとギターの内海利勝さんは実にすごいのだ。

・雨上がりの夜空に

RCサクセションによる大名曲だ。

ギターによるカッティングのリフで、ここまでリスナーの心に刺さり続けているリフは、流石の一言に尽きる。

このリフが鳴った瞬間に、自然と心が躍りまくるのだ。
このリフが楽曲に欠かす事が出来ない盛り上げ役となっている。

日本ロック史において、演奏され続ける大名曲なのだ。


・Standing on the Rainbow

チェッカーズの楽曲だ。

チェッカーズと言えば、殆どの藤井尚之さんのサックスがソロとリフを担当している為、ギターリフのイメージが無いと思われる。

しかし、この楽曲に関してはサックスは無しで見事なギターロックを披露している。

4つ打ちのキックに乗った爽快感に溢れる独特の雰囲気を持つギターリフが実に素晴らしいのだ。

アルバム収録曲で世間での認知度は低いだろうが、チェッカーズのファンの間では大変人気のある曲でもあり、皆様に是非1度聴いて頂きたい。


・BAD FEELING

BOOWYによる楽曲だ。

カッティングにおけるギターリフとしては、日本のロック史において欠かせない存在だ。
実にテクニカルで圧倒されるリフである。

難しい事で有名でもあり、どんなプロでも布袋寅泰さんと完璧に同じリフを弾けない、という逸話を持つイカしたギターリフなのだ。


・JUST ONE MORE KISS

BUCK-TICKによる楽曲だ。

冒頭からギターリフで曲が始まるが、サビにメロディを沿わせ、美しく煌びやかな中に切なさをスパイスとした、実に素晴らしいギターリフなのだ。

アルバムは既に発表していたが、メジャー初シングルにして、その世界観とテクニックを見せつけたギターリフなのだ。


・ultra soul

B’zによる楽曲だ。

実に疾走感と爽快感を兼ね備えた、気分が高揚するロックの大定番と言える曲だ。

忘れてはならないのは、ギターリフであり、テクニカルになり過ぎず、実にタイトなギターリフが見事にこの楽曲の盛り上げ役となっているのだ。

・ミサイルマン

ザ・ハイロウズによる楽曲だ。

実に素晴らしいリフだ。
勢いと重厚感とスピード感に溢れる楽曲の肝となるリフであり、ヒロトさんのハーモニカと、マーシーさんのギターの息もピッタリで実にイカしている。

どこか、和の香りもする素晴らしいメロディラインを持つ実にイカしたリフなのだ。

・Skunk

ブランキー・ジェット・シティによる楽曲だ。

ブランキーの楽曲は実にイカしたギターリフが多いバンドだ。
殆どがギター&ボーカルの浅井健一さん(ベンジー)によるものだが、ベンジー曰く、リフは天から降ってくる、との事だ。

この曲はほぼサビ以外はリフによって成り立っている。
楽曲自体もそうであるが、実にユニークかつキャッチーであるがロックにおける実にイカしたリフとして唯一無二の存在感を持つのだ。

・ジェニー

ミッシェル・ガン・エレファントによる楽曲だ。

実に軽快でテンポも気持ちよく、気分が高揚する楽曲に、このシンプルかつキャッチーでいてスピード感を伴い見事に楽曲に無くてはならない素晴らしいギターリフだ。

実にイカした気持ちの良いロックンロールだ。


・COME ON!

斉藤和義さんの楽曲だ。

冒頭から始まるDを基調としたシンプルかつ、実にカッコいいリフだ
曲の持つスピード感と見事に調和し、曲に見事な華を添え盛り上げる名リフなのだ。

実にカッコいい、気持ちが良い気持ちのアガる素晴らしいイカしたロックなのだ。 

(後記)
素晴らしいリフはまだまだ存在するのだ。
リフという楽曲における重要なマテリアルの観点からも、まだまだ記していきたい。

読んでくださった方々へ
ありがとうございました

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