8月10日(土)|黒音の日記|ASC
何年か、いや何十年かぶりに黒幕から連絡がくる。
「また日記書いてみない?」
ほんとにメールなんて開くもんじゃないな。ろくなことがない。この人は相手の気持ちを微塵も考えずに兎に角自分のやりたいことを押し付けてくる。ろくな奴じゃない。今も昔も。そしておそらくこれからも。
それでもわたしがまたこうやって日記を書こうなんて思ったのはただの気まぐれで今日が最後になる可能性も高い。兎に角面倒くさいし。メリットないし。
当時は言われるがままに自分のブログなんてものを作ったけれどもそんな面倒なことをしたくないと言うと「俺のnoteを間借りしていいから」なんてことを言う。まぁそれなら適当にひどいことを書いてもあいつが損するだけだし有難いな。
そんなこんなで気まぐれに書きたい時に書きたいことを書く。
今も東京。あの頃のまま。自分が主人公だなんて思ってたこともあったけれど、今では村人A程度の存在だと理解している。あの廃れたコーヒー屋でバイトしている。まだバイトしている。何も変わらない。何も変えれない。変えれないことを誰かのせいにしたくてたまらない。そんな毎日。死んでるのか生きてるのか分からない毎日。
連休とかマジで死ね。明日くらい雨が降ればいいのに。