Leica M10とFuji X100V
Leica M10とFuji X100Vの最大の違いはシンプルさ。
M10は各種操作系のボタンがボディの左端にあって、
X100Vはグリップする右手の近くの右側に集まっている。
これが何を意味するかと言うと、予期せぬ誤作動が多いということ。
X100Vを使っていて、撮影時にこれまで何度も右手親指がボタン類に触れてしまって撮影不能状態に陥ったことがある。
開発者は操作性を良くしようと右側にボタン類を集めたのだろうが、
それが逆に無駄な誤作動を生じさせてしまっている。
M10の場合は、右手親指が当たる近辺の絶妙な位置にダイヤルがあって、
ここで露出補正を行うことができる。
撮影に必要なもの以外は何もないシンプルさが本当に素晴らしいのだ。